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「絵を描く会」、初めての会が終わりました。
誰かと同じ空間で描き、絵を話すということに懐かしさと、でもこれは違う、今までやったことのないことをしているという感覚がありました。
「上手く描く技術のためでもなく」と案内に描いたにも関わらず、技術を語らないことへの漠然とした不安があり、それは多分、わたしが結構な時間を技術や道具の使い方の習得に費やしたり、技術が自分に可能にしてくれることを思うからだと思います。
わたしは技術はある程度ある。でもだから、と言って、わたしが絵を描いてきたのかというとこの数年全くそういうことはなかった。
「絵を描く会」。テーマも画材も指定しない絵を描く時間。描かれた絵を見ると、それぞれ描いた人の一面が絵にある。ちょっと悔しいくらいに。そんなことが起こるのかと、今も自分でびっくりしている。でも起こった。
描いているのは数時間、時には数秒だったりする。でも、その絵が描かれたことの膨大な時間がある。
自分の表現としての絵画はどうやって始まるのだろうか。どこから始まるのだろうか。
絵とは何か、描くとはなんなのか、もっと言葉にもしたい。
3月、5月の開催は、描くものを決めての会を予定しています。
決まっていないのとは違った感じになると思います。
今回、それぞれの人のあまりの見方、描き方の違いに驚きやってみようと思います。
緊張しつつ、楽しみです。
描いてみようと思う方、お待ちしています。
山根澪
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日程：
① 2月25日（土） 13：00‐17：00ごろ。
② 3月12日（日） 13：00‐17：00ごろ。描くものを決めて描きます。北村紗知子さんを描きます。
③ 4月2日（日） 13：00‐17：00ごろ。
④ 5月21日（日） 13：00‐17：00ごろ。描くものを決めて描く予定。ものは未定。
⑤ 6月18日（日） 10：00‐17：30ごろ。
内 容：最初に集まって話します。
描いたり、考えたり、描く時間。散歩など行っても大丈夫です。
最後1時間ほど描いたものを見ます。
持ち物：使いたい画材。
描きたいものがある方はお持ち下さい。
（画材など思いつかない方は、会場に鉛筆、ペン、紙類を用意してます。）
場 所：まるネコ堂
京都府宇治市五ケ庄広岡谷2-167
http://marunekodoblog.blogspot.jp/p/blog-page_14.html
参加費：①‐④ 各回1500円
⑤ 2500円（6月18日は昼食付きです。）
注 意：猫がいます会場には入れませんが、普段は出入りしています。
アレルギーの方はご注意下さい。
定 員：5名
お申込：mio.yamane@gmail.com （山根）
お名前、
当日連絡できる電話番号、
その他何かあれば
もしくは、facebookでMio Yamaneまでメッセージ。
【山根澪プロフィール】
1985年生まれ。
Mount Allison University（美術専攻）卒業。2011年、京都市立芸術大学美術研究科中退。
絵画が好きというところから始まり、大学を通してサウンド・ビデオワークやインスタレーションまで進んだ美術の道がぽっきり折れたのが中退ころ。それからは、美術と直接的に関わるということはあまりなく、本や言葉に向かう時間が増えたが、それでも自分の言葉が向かっていくところは絵画にあることを感じていた。ものを見て絵を描くというところから、また始めたいと思う。