「才能が・・・」なんて話は世界のほんとのほんとのトップになりたいんだという場合には大きな問題になるだろうけど、普通のレベルではそんなものほとんど関係ないんだなと思う。
文章を書くだってほんとにそうだ、とある程度思ってはいたけど。文章「筋トレ」というジムを連想させる露骨なタイトルが、その気分を助長してくれる。才能というものにかかわらず、ちゃんと鍛えればできるようになっていく、一般以上のレベルには簡単になっていく。
才能が、なんて軛を自分にかけなくていい。だから、好きなことをたくさんやると上手になる。ちゃんと、考えながらやると効率よく上手になる。ちょっと息切らしながら書いてみることもあって、そうすると最初はとてもやりにくくて融通が効かないけど、書ける領域が広がっていく。
なぜかあまり意識的でなかったけど、書くことはなかなか好きだ。ちょっとツールに見えていたところがあったからかもしれない。ずっとエッセイみたいなものばかり書いてきたけど、なんか自分が書いたことがその文章と関係ないような、重要でないようなものも書きたくなってきた。多分、自分にとってそういうものが小説とか、まあこれはなかなか書ける気がしないけど詩や歌なんだと思う。小説のなかの世界と書いた人の人生って、関係ありはするけど、関係ない。エッセイはもっとべたっと近い。
文章筋トレの催し案内はこちら。
0 件のコメント:
コメントを投稿