作品です。 |
5月7日の京都・鴨川周辺は一日晴れていて絶好のお出かけ日和でした。
10時に集合した後、始まりのミーティングをして、そして集合時間を14時半に決めてそれからそれぞれ描く時間。
14時半、再度集まって絵を見る時間。
みんなそれぞれの絵を見るのは面白い。自分にはない視点で描かれてて、だから自分やったらそんな強調のしかたはしないなと思うし、同じ場所に座ったとしても、同じものは描けないわけで、どういうものかゆっくり見ていくのは面白い。
でも話を聞くと今回はみんなそれぞれもっとこう描きたかったとか、これがこう描きたかったみたいなのがあってでもそう描けなかったって、そういうのを聞くのも面白い。
どうやって描いたらいいかわからへんけど、こう描きたいというのがあるときは、重苦しいんやけど嫌ではない。そういうときは、一筆進めるのにめっちゃ力が必要だったり、思いのほか長いこと進めなかったりするけど、そんなんしてでも描いて自分の「こう」という感じに近づけたい、これは自分の話なんですけど。その時聞いたようなことが描かれたら是非見てみたいなーと思ってます。
自分自身は、前半で思ったやってみたいことを全然実行できずに終わってしまいました。パキッ、パキッっとした線でデザイン感があったり漫画風な何かが描いてみたかったんですけど、時間がなくてまとまりきれず。そんなん描いてみたかってんなと、とりあえず覚えときます。結局描いたのはそういうふうには描けずにフラフラしてるときの記録みたいな絵です。それはそれで描いてて楽しかった。
終わってみて、外で描くのは久しぶりやけど、どこにいても描いているという事自体は描くということの同じ質感が漂っていて、描いてみたい場所があったりそこに行かないと描けないものがものがあるなら行けばいいし行くしかないという多分普通のことを思っています。そんな場所があるときにはまた外に出てみようと思います。