火曜日から新が自分で食べ物を握って口に持っていき食べるようになった。
とりあえずパンのみだけど自分で食べている。
たった四日経った今日はもうずいぶんうまくなっていて、最初つかめなかったような小さいものもつかめるようになってきた。
慣れないからしばらくやると腕がぷるぷるしてきているのがわかる。それでもやる。
毎日劇的にうまくなる。
やりたいことがあるからいろんなことができるようになっていく。
腕をぷるぷるさせながら、そんな姿はかわいい。ほほえましい。
けれど、子どもらしい、と思ったときにちょっとそれは違うのではないかと思った。
こんなにわかりやすく筋肉ぷるぷるさせている大人はいないけれど、ちょっと自分にとっては難しいことを手を伸ばしてやろうとしている大人はいる。
先日友人がピアノの練習をしていたけど、何度もなんども同じところを弾き直しながらすすんでいた。言葉になりにくいことを言葉にしようとする人もいる。絵にしたことのないものを描こうとする人もいる。いろいろあると思うけど、あんまりそういうことと変わらないんじゃないかという気がする。
かわいい、ほほえましいとは思わない。もう単純に生きていくのに必要なことではないことをやっている人たちだから、ちょっと脅威で、めっちゃおもしろい。
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