ゼミのレポートではなくて、ゼミへの準備中に考えたこと。
レジュメに書こうかと思ったけどやめてしまったこと。
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吉本のこの本にとりつかれている。ほこりのかぶった日本の文学というものを鮮やかにしてくれた。このかんじにとりつかれている。文学にかぎらずすべてのものを面白くしてしまった。音楽や美術も。美術史を真面目に学び始めたのもこの本を最初に読んだ後だったかもしれない。
彼の考え方を知って読んたり、見たりすることはとても楽しい。
面白くしてくれるけど、この先に超えて行きたいと思う。
以前にもこういうことがあった。最初の挫折。
絵本作家の長新太の絵は自分に絶大な影響を与えた。
描いてるのは楽しかったが、もどかしさもあった。なんとなく彼の絵を支えにしていることを知っていつつ、どうにもならない。
中学生の頃、母に「なんとなく長新太みたいやね」と言われたのが悔しくて今でも覚えている。今は随分ちがったふうに描くけど、まだまだすごいなと思い続けていて、まだなんとかしたい感じがある。
ちょっともどかしいけど、とりつかれているくらいのことがあるのは悪いこととは思えない。
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