肖像画を描くつもりで、最初は一枚の絵のつもりだったんですけど、結果的に本です。
「僕の見た幸せの光景。」 作 山根澪 企画 大谷隆、山根澪 |
最初の企画を一緒にやった大谷隆とか、数人の友達に見てもらって、
とりあえず面白いと言ってもらったのでよかったです。
いろいろ細かく言えばコンセプトとしてやりたいことはあったんですけど、
面白いものにしたいというのはずっとありました。
初めて見てもらっているところ。 |
あと、隆は長新太みたい、とちらっと言っていたのは嬉しくて、
これは全く意図してなかったけど出来上がったあと自分でもそう思った。
長新太は絵本作家で、亡くなったことを聞いたとき、
世界が変わってしまったという気分になったくらいで、
あとから振り返って思うけどそれくらい影響をうけていました。
パッと見で長新太っぽいというのはないんですけど、
特段ストーリーが進んでいかないところとか、
でも通底しているなにかをひっぱり続ける感じとか、
その辺が長新太を思い出させるのかなと思います。
終わったらどうなるのかな、と思ってたけど、
とりあえず、これはここまでです、限界でしたってところと、
思い描いてもできなかったことを次はなんとなできそうな気がやっとしてきたりで、
思ったより早々に次の制作を始める気がしてます。
よかったら機会があれば見てみてください。
近況いろいろ。
近況って、と、思って考えたら、去年の秋に結婚式とパーティをしました。結婚式をしたら、facebookに投稿して「いいね!」をもらいまくれるとか思ってたけど、やってみたらそんな気にもならず、今になってちらっと書いてみてます。
持ち寄り食会という形式でやって、参加してくれる人に自分で欲しいものを買ってきてもらったらものすごい食料で、「縄文時代の収穫祭みたい」と。自分としては、割と新しい人間でいたいところがあったんですけど、結婚式をやること自体自分のイメージとしては古風だし、それが縄文なんてすごい古さだなぁと、笑えてきました。久々に思い出すと、いろいろあって何を書いていいのかわかんなくなっちゃった。あれを書いてもこれを書いてもそれだけじゃないーと思って止まってしまいました。それで、この1年くらいでここに住んでる感じが変わって来たなと思ったりします。やってよかったと思ってるし、来てくれた人にはありがたいです。
西洋美術史の見直し
大学のときに勉強した以来の西洋美術史ですが、一昨年「言語にとって美とはなにか」を読んで随分と絵の捉え方が変わったので一度やりなおしてみたいと思ってます。一つひとつの絵の見方もそうだけど、流れとしてもつかみなおせるものがあるんじゃないか、と思ってます。日本の方もやりたいけど、まずは西洋。
聖書を読む
美術やってきたのに、聖書読んでないやんって今更思って読んでます。旧約聖書と新約聖書。旧約聖書はさすがに時代の隔たりがあるからか、読みにくいですが、新約聖書はなかなか読みやすく面白いです。ヒーローのお話とか、一遍聖絵とか思い出す感じ。友人たちと、聖書を読むなんかができないかと企画中。
美術展を読み解くゼミ
モデルは「まるネコ堂ゼミ」です。絵や展覧会自体でそんなことができないか、と8月5日に一度やってみることにしました。参加者は事前に展覧会に行って、当日あればレジュメを持って集まるスタイルです。案内制作中です。
いろいろやってます。
絵を描くこともやっていくし、自分の描くことを文章に一度まとめたいと思っていたり、「言葉の表出夏合宿2017」ももうすぐだったり、昨日は絵を描く会が終わったりして、今日からはCARAPACE関連でやろうと思ってたことをやろうと思ってます。
夏猫の皮膚炎が悪化するのでいつも気にしていたり、毎日ご飯がおいしかったり、珍しく今年は庭に水をやるのにはまっています。「無為の共同体」ゼミ、最終回も楽しみです。
しまった、芋づる式に近況がでてくる。
最近楽しいです。