ふたり来てくださって描きました。
始まる直前にふと「緊張するわ」と友人でもある参加者の一人と話す。その友人も自分で場を開いたりしている人で、「緊張するけど直前にじたばたしても仕方ないとわかった」とのこと。日々の積みかさねとか、普段から力をつけていくことがそういうときの力になる、と。そうだなと思う。
先月は、約1ヶ月間、毎日1枚1分でもいいから絵を描く、というのをやってました。実際には、風邪引いたりして2日ほど描けなかったけど。最初は一分とか五分以内で描いてたのが1−2週間すると慣れてきてもっと描きたいと思うようになって来たり。毎日描くから、描く時間は短くても絵のことを考える頻度は多くなって。今までにない力をつけていけそうな感じがしてました。毎日1枚というのはとりあえず1ヶ月で終わったけど、絵に関する本を読み始めたり、前からちょっとづつ描いている大きな絵を描く時間をどうやってもっと作っていけばいいのか考えはじめたり、その余波は続いています。
今日は庭の草花を描きました。
ドクダミとアジサイとちょっと名前のわからない花を花瓶に生けました。
【プログラム】
▶前半
・5秒を5セット
・30秒を3セット
・5分を2セット
・10分を2セット
・見る時間・合評
▶後半
・1時間を1セット
・見る時間・合評
今日、よかったなと思ったのは見る時間・合評の際にノートをとること。
人の絵へのコメントを言い忘れないし、ちょっと考えたり言葉にするのにも役立つ。自分としては随分話しやすくなった。それに、自分へのコメントも後から見直せる。
花瓶にさした花としては3回目なので、個人的にはちょっと目標を持って描いてみれるようになってきた。特に1時間のデッサンでは細かいことはとりあえず置いといて全体の雰囲気を出したいというのと、あと葉っぱだけはそれでも少しこだわって描きたいなと思い始めたので、その2点。前半の短いデッサンをすすめるなかで、やりたいことがちょっとずつ明確になってきました。
こちらが1時間デッサンです。写真がもっと上手くとれればよかった。
最後に感想を聞いていて、こういう植物を描く難しさとして参加してくださった方も同じようなことを感じているんだなということがわかりました。丁寧に見て描いてるはずなのに、見ているものと、手元の絵の中の枝や葉っぱの配置の整合性がとれなくなってくるということ。そういうことがひっきりなしに起こってどうしようか、どう描こうかと考え疲れていく。
こういう不整合は今日描いたようなものでは起こりやすく、比較的起こりにくいものもあるけど(例えばりんごとか)、どうしても起こるんだと思う。でも最近考えたのは、この不整合を持ちながらどう描き進めるのか描く面白さのひとつであり、その人なりの描き方みたいなのが出てくる部分なんではないかと思う。
ということはちょっとは話したような、でも自信ないのでとりあえずここには書いとくことに。
ということはちょっとは話したような、でも自信ないのでとりあえずここには書いとくことに。
次回は6月29日(土)です。詳細はこちら。
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