行き過ぎたゆるやかなていれ。

2014年12月20日土曜日

食べ物

寒空の下、弱々しく生えてきた豆。
11月末に植えた豆がやっと芽を出し始めた。
私の庭のていれは以前に別ブログの記事に書いた通り
かなりゆるやかなもの。
畑のつもりでいろいろ植えているが、
雑草をそんなに抜かないし、畝も立ってないし
見る人が見れば、畑には見えない。

今回、豆を植えるにあたって一つ実験をした。
種を植えたあと、水をやらないことだった。
この天候であれば、土の湿気や雨で水は十分に発芽すると考えたのだった。

結果、写真の通り豆は生えてきた。

おもしろいのは、大丈夫なのだからこれから水をやらなくていいやと
一概には思えないことだった。

芽が出るまでの間、
水をやらなかったことを後悔する気持ちずっと小さくあって、
悪いことをしているような気分になった。

最初の水をやることがどれくらい成長に影響するのかわからないけれど、
最初の水くらいやればいいのに、というのが自分の気持ちだったようだ。
なかば虐待じゃないのかと、そこまで考えなくていいことを考えていた。

種を植えてから初めて雨が降った日。
とてもほっとしていた。

ゆるやかなていれをやっていたつもりが、
過激に放置していたようだ。

種を植えるときの水くらいは、
これからはあげようと思う。