梅の収穫。梅仕事。

2021年6月10日木曜日

まるネコ堂 食べ物

今年は初めて梅の収穫をした。
となりのおばちゃんちの小梅と近所のおじちゃんちの梅だ。


おばちゃんは今年から施設に入ってしまい、コロナの影響で家に帰れない。
残念だけど取らしてもらって、梅酢でショウガを漬ける。おばちゃんは梅干しにはあまり興味がないらしいが、毎年ショウガを漬けると言っていた。できたら娘さん経由でおばちゃんにもっていってもらおうと思って楽しみにしている。


おじちゃんは去年柿の時期に知り合った。
新と散歩してたら、柿いらんかとくれた。見ると食べきれないほど庭の木に実っていた。

梅の木もあった。今年は豊作らしい。2週間ほど前にすでに4-5キロいただいていた。おじちゃんが収穫をしてくれたものだ。その時はまだ青梅だったので、梅シロップや梅ジャムを作った。

まだあるからいるなら取りにおいで、と言ってくれていたので本当に取りに行った。梅干しも作りたい。

新と隆と三人で向かう。
坂の途中にある家だ。

梅が落ちていかないようにとブルーシートをネットのように張ってくれる。
「こうしておくとええと思ってん。」

高枝切りばさみで隆が枝を切ると多くの梅は枝から離れて落ちていく。
うまくブルーシートに乗ってくれるものばかりではなく、コロコロ行ってしまうものも多い。なんとか手を足を延ばし捕まえようとする。逃すと坂を転げおちる。

梅がもらえるもはもちろんうれしいが、収穫も楽しかった。

「梅仕事」というとたいそうな言葉だと思っていた。
梅を買ってきて、2-3キロを梅干しにするなんて大した作業ではない。
収穫から始まるとさすがに仕事といってもいい気になる。

今も梅の香りがただよっている。もう少し黄色くなったら塩に漬ける。多分、明日。