糸が切れた革のスリッパの修理

2016年1月6日水曜日

CARAPACE


CARAPACEで売っているスリッパの試作にあたるスリッパ。
糸が切れてしまったので修理しました。

実際に販売してるのと形は変わったけれど修理の方法は、
あまり変わらないので、参考に修理過程を少し載せます。



①余計な糸を解く
糸が完全に切れてしまったのはスリッパ前側の3分の1程度ですが、
全体に糸が弱っていたので前側の糸をすべて解きました。
(糸が一部分しか弱っていない場合は、その部分のみを補強します)

②縫う
縫います。
穴が既に空いているので、
そこをたどっていくだけです。
③完成
全部縫えたら修理完了。

以上。

もうちょっと書くことがあるんじゃないかと思ってましたが、
終わってしまいました。

CARAPACEのスリッパ、
糸が切れてしまってもこんなふうに修理できます。。

糸の取り換えだけであれば難しい修理ではないので、
やりたい方がいれば、
WS形式で自分でやってもらえるスタイルも考えています。



ちなみにこの修理したスリッパは1年ちょっと室内・庭で履いたものです。

販売したものは、このスリッパより糸が切れにくい構造にしてあるので、
室内のみで履いた場合に糸が切れるまでかなりの時間がかかると思います。

去年末にHPの販売を始めたばっかりで、いきなり修理の記事ですが、
購入から修理まではなかなか時間がかかります。

パートナーでCARAPACEの大谷は修理好きなので、
糸が切れるととても嬉しそうです。