いろいろ処分。

最近、久々に大きくものを処分した。

ものを捨てるのは、季節的には春のイメージだった。
暖かくなって体が動いて、
なんだか溜まってしまったものを見直す。

今回は、体自体はあまり積極的に動くわけでもないんやけど、
要らなくなってしまったものがあちこち目につき
気にかかって、整理し始めた。



いくつかのことが自分のなかで終わり始めていて、
それらにまつわるものが厄介になってきた。

服飾造形の本がいらなくなった。
もう、服を基礎から勉強したいと思わない。

帽子の基礎の本も処分する。

床革で作っていたショルダーバッグのテスト模型も処分する。
2-3日前、CARAPACEのショルダーバッグがついに完成したので、
重要な試作を残して、周辺のものを処分した。

ショルダーバッグは販売を開始するので、
販売から見れば始まりなんやけど、
開発から見ればこれは終わり。

服とか帽子の制作も結構興味があるかも、
もしかしたらCARAPACEの一部になるかもしれないと思っていたけれど、
それは違うやとそろそろけりがついた。



そういえば芸大で絵とか作品を作っていたころは、
ここで完成だと提出するとき、展示に出すとき、
アトリエにはスケッチやらテスト模型やら、
完成作品には使えなかった様々なものが残っていて
これをざっと片付けた。


なにかがひとつにまとまる時、
そこに行き着くまでの寄り道やら、
雑多なものが要らなくなるみたい。