大山崎山荘美術館に行った。

2017年9月27日水曜日

美術館・展示


9月に入ってからたくさん美術館に行ってる。
並べて週1-2くらいかな。

今日は大山崎山荘美術館に行ってきた。
すごく久しぶりやけど相変わらずいいところだと思った。
庭も建物も。建物自体がいいところは、河井寛次郎記念館がいいと思うところと似ている。個々の作品がどうというより、場所全体がいい。美術館の喫茶店でコーヒーが飲みたいと思うことなんかまずないのに、飲みたいなと思ってしまった。結局飲まなかったけど。

気持ちいい場所やけど、もともと大人数想定した場所ではないやろうから、混んでしまうと普通以上に来たくない場所でもあると思う。行楽シーズンもまだ先のようで空いていてよかった。

企画展をやってるけど、目当ては常設展のモネ。数はすくないけど、こんなに空いててゆっくりモネを見れる場所もあまりないと思う。モネは好きなので、一回まとまったことが書きたいなと思う。久々に見たらなんかそろそろ書けるかな、と思ったけどこの記事では書けそうになかった。もうちょっと。

今展示されてるのは「睡蓮」(1907年)、「睡蓮」(1914-1917年)、「日本風太鼓橋」(1918-1924年)。3枚だけど20年近いスパンを見ることができる。「日本風太鼓橋」なんかは、よくこんな描き方思いついたね、とびっくりする。近くで見ると色遊びのようで何が描いてあるかわからないのに、1-2メートル離れるとしっかりと橋が描かれている。なんとなく庭の様子もわかる。ブラウン管のテレビにめっちゃ近づくと色の線が見えるだけなのに、離れるとちゃんと形が見えてくるのに似てる。どうやって描いたのよ!と思う。