ジャック・デリダを読み聞かせた。

2018年10月15日月曜日

子どもとの生活

今朝、ジャック・デリダの「グラマトロジーについて」を新(あらた)に読み聞かせた。

というか「グラマトロジーについて」を読んでいたら、新が泣きだしてしまった。続きを読みたいので困って、そのまま抱っこし音読したのだった。この本は大人が読んでも眠たくなりやすい本だけど、そのまま泣き止んで眠りこけていった。

眠気効果の絶大さがおもしろかった。多分、今日はたまたまだと思うけど。

読み聞かせ、というと隆がブログに、「僕も澪も絵本があまり好きではない。」と書いていた。絵本は好きだと思っていたのでちょっとびっくりしたけど、こう書かれてみると確かにあんまり好きではないかも知れない。

絵本は好きだった。でも、今となっては好きな絵本はほとんどない。面白かった絵本としてぱっと思いつくのは長新太くらいで、結構読んだにも関わらずやっぱり見せたいとか読んで聞かせたいと思うようなものは思いつかない。あ、「ぶたぶたくんのおかいもの」もよいかもしれない。

自分自身はかなり母親に読み聞かせてもらって、楽しんでいたと思う。多分10歳くらいまで毎晩読んでもらっていた。絵本に始まり、普通なら読み聞かせというより自分で黙読で読むような本まで読んでもらっていて、高学年になるまで自分で長文を読むのは苦手だった。

それだけ読んでもらって、楽しんでおいて、今となっては長新太意外はあんまり、と思ってるのかと思ってちょっとびっくりする。ぱっと思い出す雰囲気としては多くの絵本の「いい話」っぽい感じが苦手なんだと思う。

そういえば、読み聞かせをしようなんてほとんど思ってなかったけど、ブログの記事を読んでみたりすると新のほうが聞いてくれるので、ちょっとやる気になっている。