耕さなくなって生えてくるようになったフキノトウ。

2015年3月2日月曜日

食べ物

春の北海道。食べきれないほどのフキノトウが生えていた。
フキノトウをいつ食べようかとこの1週間ほど庭を眺めていた。いつの間にか10個以上のフキノトウが生えてきている。一昨年は1個出たくらいで、去年はいくつかは食べた。今日は2人で4つ食べた。

育てようとしても育てられないような植物が生えてくるのが嬉しい。フキノトウはただ来年も生えてきますようにと思いながら、生えたあたりの土をいじり過ぎないように注意深く放っておく。耕してはいけない。

それも一つの育てるかもしれないけれど。

ミョウガは最近あんまり収穫できてなかったけど、横にあったコンポストをのけた途端たくさん収穫できるようになった。ほんとにのけただけやのに。

フキノトウに来年も生えて欲しい、と思ってできることはただ邪魔しないこと。秋になって、冬になって、なんもないように見えても耕さずに待つ。ミョウガだって、今は葉っぱも枯れてどこにいるのかよくわからないけどそのうちきっと生えてくる。

そういうのは、トマトを植えるとか豆を植えるとか、そういう植物を育てるのとは全然違って、水をやっても肥料をやっても知らんぷりして、いやむしろ消えていってしまいそうな植物にも気持が向くようになった。