ブログを更新した瞬間。

2015年6月18日木曜日

書くこと

一昨日、たかちゃんが東山の和室に出かけていった。
その日は泊まってくるだろうと思っていたけれど、次の日の夜中になっても連絡はなく帰ってもこない。二泊してくるかもしれないとは思ってはいたけれど、連絡がないと生きているのか気になってしまう。

和室にいる人にメールするのも野暮だなとは思いながら、短いメールを打つ。

「今日も東山に泊まる?」

もう夜中だった。返事はない。


更に次の日、昼を過ぎてからたかちゃんのブログが更新される。
あ、生きてると安心する。

もうブログを読んだ時には更新からしばらく経っていた。

昔、星を見ていて「今見えているあの星は今はもうないかもしれない」と教えられたことを思い出した。
「その星が私たちが見ている光りを発したのは何年も、何十年も、いやもっと前かもしれなくて、光が地球まで旅している間にその星はなくなっちゃったかもしれない」って。

ブログを更新してもうしばらく経っていたから、今はなにしてんのかなとふと思った。
ブログを書いたそのときのその人はもういない。