文章がツルツル滑らなくなってきた。本を読むのがさらに面白い。

2020年6月20日土曜日

文章がかなり読めるようになった。
ツルツル滑るみたいなのがほとんどない。なりそうになっても止められる。

最近、制作・美術関連の調べものをしていて、前なら読めなかっただろうというものが読めてきている。前ならもしかしたら手元に取り寄せなかった本を取り寄せてみている。

何故読めるのか、いくつか考えてみた。

1.読まざるを得ない/頑張って読んだ

読みにくいだろうなと思った本は2冊ほどあった。
けどそれを避けていて次にすすめる感じがしなかった。
制作や仕事は頓挫するか、大事な情報を欠落させることになりかねないと思った。
ある種、自分にとって読むことが切実だった。

「頑張って読んだ」ってなんだか元も子もない感じだけど、結構大きな実体だとも思う。

2.いろんな読み方が試せるようになった

2冊それぞれ違った読み方をした。
それぞれわかりにくかったり、苦手だなと思う方向性がちがった。

読み方はずっとこれまでいろんな本で試行錯誤してきたことの積み上げもあると思う。
でも、過去の読み方を参照しているというよりは、読むことの柔軟性が上がっていて読みやすいと思ったほうが多分適切。

3.知識が増えた

そもそも随分知識が増えてきた。
専門書を読んでも美術関連なら単語も参照されている絵画もかなりわかる。
わからないものの数が減れば、そのときに調べなければならないものが減る。どこがわからないのかすぐにわかるのでちょっとづつ先へ進めた。


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それなりに読んできたことで、どんどん読めるようになったんだろうなと思う。もともと本は普通には読んでいたけど、すごく自分にとってなにかだとおもt読む中には面白いことがいっぱいあって、その面白さを経験できたことは大きなことだったと思う。これはゼミの影響が大きい。

最近になって自分の仕事と本を読むことが密接に結びついてきた。結びつけることができるようになったと言ってもいいのかもしれない。こういう気分になったとき、本を読むことが自分のなかで次のステージに進んだ気がする。これを読んでみよう、あれを読んでみようというのが何年か前よりすっと出てくる。楽しい。



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2019年6月1日発行雑誌「言語6」に寄稿文が掲載されました。