明治〜大正文学の影響。考え事が明治文学的。

2021年3月12日金曜日

尾崎紅葉、島崎藤村、夏目漱石、横光利一、谷崎潤一郎などをこの2−3ヶ月読んでいる。

たくさん読んでいるわけではないけれど、ずっとなんとなく気にしているという程度には読んでいる。

そうすると、考え事が明治〜大正文学風になってきた。

頭の中で、なんとなく硬い男の人が喋っている。
語尾が明治文学。
かっちりしている。おちついている。思慮深い。

多少、初期の谷崎潤一郎が、軽さでバランスさせてくれる。

有名古典を読んでいる。
この時期の文学者はたいがいインテリといっていい。
彼らの影響を受けてそんなに悪いことはないだろう。
しかし、頭の中に現れる明治のセピアなくすみと、重厚感に時々苦笑する。
頭の中の声を聞きながら、これで話は現代的に通じるのだろうかと問答してしまう。


逆にわかったのは、ライトなネットの読み物ばかり読むと、ライトな思考になるということ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ■ 大谷美緒の催し&お知らせ ■
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◯【3−4月の展示】肖像画展ー小さい肖像画1点と絵本1冊。

◯4月10日〜12日 キャラペイス春の展示会2021&ミニガレージセール
https://carapacebag.jimdofree.com/%E5%B1%95%E7%A4%BA%E4%BC%9A/

◯6月17日~6月21日 言葉の表出、夏合宿2021

◯開催中(単発参加可能):吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ第3シリーズ 全13回

◯第1回まるネコ堂芸術祭準備中

◯2019年6月1日発行雑誌「言語6」に寄稿文が掲載されました。