妊娠9カ月。健康について考えたこと。

2022年10月8日土曜日

生きていくこと

妊娠9カ月の中ごろに差し掛かった。

前回の妊娠時より筋力もついたはずだし、冷え性も多少ましになったし、体の基礎は少しはよくなったかなと思ってたけれど、妊娠7か月頃には陰部静脈瘤になり、先週から急に痔が脱肛して痛かった。

静脈瘤の方は、違和感があるという程度で大したことはないけど、痔が痛いのは困った。
でも、3-4日でましになってきて今は痛みはほぼない。

妊娠前も筋トレはしてたし、妊娠後も筋トレ・ストレッチ等を普通にやれと書いてある程度にはやってきたので、なんだか悔しさがないわけでもないけれど、妊娠してからでは遅かったということだなと思った。
もっと普通に健康であれば、こんなことに悩まされていた可能性は低い。


とはいえ、妊娠前「不健康だ」という自覚はなかった。
確かに、冷え性はあった。
猫背だ。
ガニ股だ。
少し便秘になることはある。

でも、腰痛もないし、生活に困ってはいなかった。

冷え性なんてありふれたこと。猫背だってそうで、特段自分が不健康とは思いもしなかったけど、妊娠したりあるいは病気したりで体への負荷が上がると普段であれば気になる程度のことが命取りの原因になるんだなと思った。

「命取り」というと大げさな感じもする。実際、妊娠して死んでしまう妊婦は現在多くはない。自分だってまさか死ぬことはないだろうとは思っている。ただ、前回の出産は40時間を超える難産で、しかも最後は陣痛促進剤のお世話になった。帝王切開目前だったらしい。「この時代でなければ死んでたかもしれない」とはさすがに感じた。

今のところ、赤ちゃんは順調だと聞いているし、自分がマイナートラブルで不快なだけで、特に悪い兆候があるわけではない。それはとても幸いなことだと思う。

と同時に出産はどうなるのか、自然分娩できるかな。そんなことも考え始めた。


妊娠してからでは遅かった、とは思うけど、だからといってできることをやらないわけではなく、体を動かしたり、できることはやってきたし、やっていきたい。

以前は「不健康だ」という自覚はなかったけど、冷え性も、猫背、ガニ股も、少しの便秘も、大したことだと思えるようになった。
妊娠中、無理はできないけど、無事出産して、産後はちゃんとこれらの改善を目指して体を動かしていこうと考えるようになった。前回の妊娠・出産でも、体力は大事だと感じたけど、そんなふうに具体的には考えることができなかったので、体の捉え方は前と変わってきたんだなと思う。