【CARAPACE】キャラペイスの場所 vol.10 STANLEYの水筒購入と革のストラップ作り。

2022年8月10日水曜日

CARAPACE

水筒のストラップを作りました。
vol.10 壬寅歳水無月号

目次

0.文月も半ばですがやっと水無月号です。
1.新(あらた、3歳児)に水筒を買うにあたって考えたこと。長く使えるもの。
2.STANLEY、クラシック真空ボトル 0.75L。
3.革のストラップづくり。
4.買ってみて、作ってみて。

0.文月も半ばですがやっと水無月号です。

なかなか追いつけず季節と全然連動できてないのですが、追いつくつもりでこのままやろうと思います。
とりあえずこのストラップができたら水無月号をと思っていたので、この水筒購入の経緯からストラップづくりまでを書こうと思います。

1.新(あらた、3歳児)に水筒を買うにあたって考えたこと。長く使えるもの。

水筒なんて自分ではほぼ使わなくなっていました。
ところが息子の新が今年から保育園で水筒が必要。家にあったもので当面大丈夫ということはわかったのですが、その水筒は300-400ml程度と容量が小さく、できればつけてほしいと言われたストラップがついていませんでした。

すぐになんとかして下さい、と言われたわけではないのですが、きっとこの先、高校生くらいまでは使うであろう水筒。ずっとこのままというわけにもいかないだろう。
なにか買うのであれば、今も使う、そして長く使えるものとしていいものをと思って探しました。


2.STANLEY、クラシック真空ボトル 0.75L。


結果的に買ったのが、STANLEY、クラシック真空ボトル 0.75L

いくつかの会社のサイトを見て、決め手になった理由は主に2つです。

①「商品の保温保冷効力の低下等不具合」の生涯保障がある。
公式オンラインストアでの購入に限るそうなので、わたしが買ったものにはついていないのですが(詳細は公式サイトに)、そういう長い時間を視野に入れてものを作っているというのはいいなと思いました。そして、普通に使っていれば、何十年か大丈夫ですよという宣言のように思いました。

②公式サイトでパーツが買える。
コップだけなくした、パッキンがダメになった、という場合も公式サイトで購入可能。
商品ラインナップから、いろんな商品をどんどん出そうというだけでなく、定番を大事にという思想を感じるので、すぐに廃盤になってしまうという感じがしません。なので、例え10年後であってもなにかあればパーツ購入が可能であろうと思えました。


構造に関して
実は新には、「(ボタン式で)パカッて空くのが欲しい」とか、「ストローがいい」とか言われてました。でも、どう考えても構造的に壊れやすいので(あと洗うの大変そう)、自分でお金をだしてそういうものを買う気になれず、申し訳ないけどそういうものはやめました。

余談ですが「パカッ」と開くやつにはあこがれがあるのか、新は友達が水筒をもって遊びに来ると人の水筒のお茶を飲みまくります。みんな新に飲ましてくれてありがたいです。


容量問題
もう少し小さい0.47Ⅼと迷いましたが、保育園で他の子のものを見てもすでに結構大きいものを持って来ていたり、遠足で一日となると0.47Ⅼでは足りないだろうと思い0.75Lにしました。
今は多少重いけど、こういうのも慣れだろうから、運んで筋肉つけてもらおうと思います。

3.革のストラップづくり


自分が使うだけなら絶対作らなかったであろうストラップ作り。

「水筒にストラップなんかいるの?」「リュックに入れたらええやん」と最初は思いました。で、近所を歩くとき子供たちを見ていると結構使っている。小学生も。たしかにランドセル状の物には水筒は入れにくい。
「ほんまに使うねんな」。

こうやって自分だけの暮らしでは、真面目に作ることがなかったであろうものを真剣に作れるのが子どものいる面白さだなと思ったりします。

ストラップそのものも、大人になっても使えることを目標に作りました。
構造的に使いやすいもの。
できるだけ見た目にもかっこよく。
サイズも、身長180㎝くらいになっても使えるよう考えました。

試作を経て作ってはいますが、初めてのものなので使っているうちに改良は必要になるかもしれません。よくできていれば商品化も考えたいです。



4.買ってみて、作ってみての感想

できれば一生使えるものを、というつもりで探したり、作ったりしました。
でも、それが実際どうなるかはこれからの使っていく中で検証されていくことだなと思います。

実際には想定外のことが起こって、意外に早くダメになることもあるかもしれない。新が使いたいと思い続けてくれるかもわからない。これだけ頑張って探して、使えない、使わないとなると残念に思うかもしれない。そう思うとドキドキするのですが、こうやって考えて買ったり作ると、それ自体壮大な実験をしているようで、考えずに買った時とは全然違う濃密な時間をすでに水筒と過ごしているように思います。

1年後、2年後、10年後にはどう転んでも何かが検証されているはずです。


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