2018年5月に行った展示。(オットー・ネーベル展で見たカンディンスキーの絵の感想)

2018年6月4日月曜日

美術館・展示

・目撃者・五大展 生原良幸、北岡悟、平寿夫、森田敏隆、吉田譲写真展(京都文化博物館・別館)
・オットー・ネーベル展(京都文化博物館)
・祇園祭 蟷螂山の名宝(京都文化博物館)
・石田真弓作品展(同時代ギャラリー)
・視覚芸術百態(国立国際美術館)

−−−−−
行った美術館、ちょっと少なめ。

オットー・ネーベル展にはカンディンスキーの絵も何枚か展示されてた。カンディンスキーは中学の頃すごく好きになった画家だった。最近になってさほどだなと思うようになってきた。多分、彼の音楽への関心(音楽を描こうとする関心)が、自分が絵画で面白いと思っていることとちょっと違う。だったら音楽をやればいいんではないかというくらい音に傾倒するんだけど、この音至上主義みたいなのは、今ゼミで読んでる「グラマトロジーについて」に書かれてる西欧の音声中心主義とも関係があるかもしれないと展示されていた文章を読んでいて思った。カンディンスキーは著作もあるので、これを読んでみるとよくわかるかもしれない。中学の頃、カンディンスキーが好きだった理由は、今になってみて思うけど彼の色使いの上手さだったと思う。今でも色使いとして単純にきれいだと思うし、当時見たのが結構大きな絵だった。その大画面を色使いで征服しているのは圧巻だった。

あ、あと「蟷螂山の名宝」は単純に面白かった。祇園祭の鉾でカマキリ乗ってるやつがあるんやね。