美術館・展示

2017年11月に行った美術展。

・ 福岡道雄 つくらない彫刻家 (国立国際美術館) ・ 態度が形になるとき‐安齋重男による日本70年代美術‐ (国立国際美術館) ・ 北斎‐富士を超えて‐ (あべのハルカス美術館) ・ ボストン美術館の至宝展 東西の名品、珠玉のコレクション( 神戸市立博物館) ・木島櫻谷...

美術館・展示

「国宝」展Ⅲ期。「花鳥図襖」と「松林図屏風」。

「国宝」展(京都国立博物館) に行ってきた。2回目。4期の展示替えを経ながら開催されているⅢ期に行ってきた。Ⅲ期は11月12日まで開催中。 Ⅲ期の目玉というか、人気は、「金印」のようで閉館間際まで行列だった。あの歴史の教科書で「漢委奴国王」で有名な。ハンコの良し悪しは正直言っ...

美術館・展示

10月に行った美術展。

・ 大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋の巨匠たち (兵庫県立美術館) ・ 京都国立博物館開館120周年記念「国宝」 Ⅰ期(京都国立博物館) ・すがたかたちー「らしさ」とわたしの想像力(ワコールスタディーホール京都) ・ ウッドワン美術館コレクション 絵画の愉しみ...

猫と皮膚炎。その④

その③ を書いてから1年以上経っていた。 今日のしっぽ。 去年の9月、獣医さんでの方針が症状が出たら頓服でということで落ちついた。 もし薬が効かなくなったら連れてきてくださいということで、幸いそれ以来連れて行ってはいなくて、何度か足りなくなったときに貰いに行ってい...

美術館・展示

「絵画の愉しみ、画家のたくらみ」を楽しんだ。

「絵画の愉しみ、画家のたくらみー日本近代絵画との出会い」(京都文化博物館) に行った。 チラシを読むと「正直、展覧会に行っても、どうやって絵を見たらいいのか、わからない、興味がないわけではないけど、ちょっと億劫に感じてしまう。そんな方にも、絵画を愉しむコツをお伝えしたい」とい...

美術館・展示

「国宝」展。さすが国宝。

京都国立博物館「国宝」 を見に行った。 どちらかというと西洋絵画が好きだと思ってたので、そんなに期待してなかったのに実際会場で見始めると興奮してしまった。 最近は展示はストーリーが大事だと思っていた。絵の描かれた時代背景がわかるように説明されそれがわかるように作品が選ばれ...

美術館・展示

「大エルミタージュ美術館展」に行った。

「大エルミタージュ美術館展ーオールドマスター 西洋絵画の巨匠たちー」(兵庫県立美術館)を見に行った。 ペーテル・パウル・ルーベンスの2枚とレンブラント・ファン・レインの1枚がおもしろかった。 ルーベンスの2枚は、「王太子の誕生」(1622)、「マリー・ド・メディシスの戴冠...

美術館・展示

9月に行った美術展。

・絹谷幸二 色彩とイメージの旅(京都国立近代美術館) ・京都国立近代美術館 第3回コレクション展(京都国立近代美術館) ・アジア回廊現代美術展(二条城、京都芸術センター) ・パリマグナム写真展(京都文化博物館) ・ボイスマンス美術館所蔵「バベルの塔」展 16世紀ネーデル...

美術館・展示

大山崎山荘美術館に行った。

9月に入ってからたくさん美術館に行ってる。 並べて週1-2くらいかな。 今日は 大山崎山荘美術館 に行ってきた。 すごく久しぶりやけど相変わらずいいところだと思った。 庭も建物も。建物自体がいいところは、河井寛次郎記念館がいいと思うところと似ている。個々の作品がど...

「細雪」(谷崎潤一郎著)を読んだ。

「細雪」がおもしろかった。 (註:ネタバレあります。これから読む方はご注意ください。) 一昨日読み終わってまだなんとなく細雪は抜けきらずで、読み終わった直後には読めなかった作者あとがきのような『細雪「回顧」』という巻末の文章をやっと読んだ。 なんか上手いこと書評みたいな...

未分類

誕生日祝いをもらった。

8月はなんか忙しかった気分で、季節が変わって来たのもあって、ちょっと前のことでも結構時間が経ったような気がしてるのも一因かもしれない。 8月は誕生日があって、でも、今年はすでにその前から32歳になったような気分やった。多分、「今年で32」とか言うことが何回かあったからや...

美術館・展示

「バベルの塔」展 展示について②ボスからブリューゲルの《バベルの塔》へ

前の投稿 - 「バベルの塔」展 ブリューゲル《バベルの塔》(1568頃) - 「バベルの塔」展 展示について①ヒエロニムス・ボス === ボスは当時人気の画家だったようで、展示の6つめセクションは「ボスのように描く」というタイトルがついている。こぞってボスのように描くと...

美術館・展示

「バベルの塔」展 展示について①ヒエロニムス・ボス

前の投稿 -「バベルの塔」展 ブリューゲル《バベルの塔》(1568頃) === さっきは、《バベルの塔》を中心に書いたけど、次はもう一人の目玉の画家ボスについて。 ブリューゲルと同じくネーデルラント(そういえば展示ではオランダではなく「ネーデルラント」)の人。...

美術館・展示

「バベルの塔」展 ブリューゲル《バベルの塔》(1568頃)

ボイマンス美術館所蔵ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルランドの至宝―ボスを超えてー 、を見に行った。 ビーテル・ブリューゲル1世作《バベルの塔》(1568頃)、この絵が「バベルの塔」という言葉をこんなにも有名にした、と勝手に思ってきた絵だったから見にいきたかっ...

持ち物

布ナプキンについて、5年ほど使ってみて。

そもそも布ナプキンを使い始めたきっかけは、布ナプキンなら毎回捨てなくていい、ごみが減ると嬉しい、みたいな動機だったと思う。やってみて、毎月のごみはでなくなったし、紙ナプキンの残量を気にして買いにいくということもなくなって、動機は満たされ、使い心地もさほど紙のと変わらない感じだった...

催し

「旧約聖書『創世記』ゼミ」をやります。

聖書を読みたいと思ったそもそもの動機は美術や絵画への興味からです。美術館へ行ったりすれば目にする聖書の一節をモチーフにした作品、その影響を受けているとされる作品を見てきたけれど、実際作品として聖書を題材にするとはどういうことなのか、はっきりとわからず、もっと作品を見れるよう...

生きていくこと

未来のことを考える、ということ。

多くないけれど、絶えずまれに聞かれることとして未来のお金のことがある、具体的には年金の話になる。 お金、まあ、今の生活は、なんとなく思ってた、一定の収入があってそのなかでやりくりする、みたいなものと全然違うから、特に仕事を辞めた後、2-3年前は不安も大きかったけど、いろいろ考...

美術館・展示

神戸市立博物館「遥かなるルネサンス」を観て。

「遥かなるルネサンス‐天正遣欧使節がたどったイタリア」 を見て来た。 久々に大きい展示を見に行った。 最初の展示室に入るとき、まだ主催者がこの展示で何をしようとしてるのかわからなくて、独特の大変さがあった。専門書とか哲学の本とかそういうのを読みはじめるまでの、立ち上がりの重...

未分類

作品ができました。近況報告とか。

今年に入ってから本格的に始めていたひとつの制作が先日終わりました。 肖像画を描くつもりで、最初は一枚の絵のつもりだったんですけど、結果的に本です。 「僕の見た幸せの光景。」 作 山根澪 企画 大谷隆、山根澪 最初の企画を一緒にやった 大谷隆 とか、数人の友達に見ても...

絵画

絵画で描きたいのは言葉のところの助動詞・助詞(「から」、「を」、「で」・・・etc)

5月の「絵を描く会」はテーマが「言葉・文章」だった。 最初、描こうと考えていたのはある単語、例えば「コップ」とか「夢」とか。でも、なんとなく自分が描きたいという気にならなくて、最終的には文章(太宰治『斜陽』の冒頭)を選んだ。 単語を描くと思ったときに、あまりわくわくとした感...

絵画

6月25日「モデルと模写」

絵を描き、モデルになる時間を、 友人のフミノさんと明日香と一緒にやります。 絵のことで声をかけてもらってこう一緒にできるのは嬉しいなーと思ったり、 久々に大学の授業で絵を描いていたことを濃密に思い出したり、しています。 「模写」って久々の言葉だなとか考えてながら、 ...

演劇・映画

柔らかな出偶の即興劇「かるちぇ」。

もうひと月ほど前になるけど、友人のかぜのすけがやっている 即興劇のワークショップ に行ってきた。このブログで前に書いていたけど、まさか自分が即興のなにかをやってみたいと思うとは思ってもみなくて、でも面白かった。 ワークショップでは、いくつかのワークをしながら、後半は参加者の一...

絵画

5/21絵を描く会、テーマは「言葉・文章」です。

次回の「 絵を描く会 」。5月21日(日)です。 来週末になりました。楽しみです。 今回はテーマがある会で、テーマは「言葉・文章」です。ある文章を絵にします。 「言葉」は絵を描く会をはじめたときからすでに興味があったことで、絵を描くって言ったってそのことの多くを言葉で説...

絵画

「5月7日お出かけ絵を描く会in京都」を開催しました。

作品です。 5月7日の京都・鴨川周辺は一日晴れていて絶好のお出かけ日和でした。 10時に集合した後、始まりのミーティングをして、そして集合時間を14時半に決めてそれからそれぞれ描く時間。 14時半、再度集まって絵を見る時間。 みんなそれぞれの絵を見るのは面白い...

書くこと

池田から、今。

2日前、3日前と友人を訪ねて池田まで行ってきた。池田は多分10年ぶりくらいに改めて訪れたんやけど、思ったよりいいところだった。駅から歩いてすぐのところに河川敷があって、ゴールデンウイーク中なのにさほど人がいない。右岸になる対岸の川西市側は、何故だかタープみたいなん張ったりの家族連...

絵画

「さとしとあすかのなんかピアノとかやる」が終わって。

もう1週間近く前のことだけど、 「さとしとあすかのなんかピアノとかやる」 が終わった。これから、書こうと思ってることがその会の感想なのか?ほんとにちゃんと聞いてたの!?って突っ込まれるんじゃないかなんて思いながら、でも、まあ多分その会が引き起こしたことだと思えるから仕方ないよねっ...

催し

日本国憲法をバカ丁寧に読んで書かれたもの。

7回シリーズ「日本国憲法をバカ丁寧に読む会」 が終わりました。 この会をやってほんとにいろんなことが書かれたなーと思って、主催の三人のものだけですがまとめました。まだもっと書かれるようなきもするけど、現時点で。(明日香はもっと書いてた気がするけど、低速回線だからか見つけられず...

絵画

家で描くこと、外で描くこと、一人で描くこと、誰かと描くこと。

来月 お出かけ絵を描く会 を開くけれど、今日は家で雨戸までしめて、ヘッドフォンで爆音で歌謡曲聞きながら、生活音が遮断される心地よさを感じながら描いてます。 描くにもいろんな状況がある。 随分前、隆が書いていた文章で、子どもと一緒にいながら書いたのがブログに上がっていた。内容は...

催し

「日本国憲法をバカ丁寧に読む会」の最終回を終えて。

「 日本国憲法をバカ丁寧に読む会 」の最終回でした。 第9章改正、第10章最高法規、第11章補足の3章。 第9章改正。最初読んだ印象は「面白い」。「前文」の勢いからいくとこの憲法を変えるなんてことが念頭にあるということが不思議。でも、この憲法の中には改正という章...

催し

5月7日「お出かけ絵を描く会 in 京都」やります。

ある日の鴨川。 今年1月から始めた「絵を描く会」。 絵を描き、そしてその絵を見る、ということをやる会です。 上手く描くためでも、描く技術のためでもなくて、 自分の表現として描くということができればと思っています。 普段は、宇治の自宅「まるネコ堂」にて開催していま...

書くこと

読むということ(の一部)。

「無為の共同体」ゼミ、「日本国憲法をバカ丁寧に読む会」を通して(まだどちらも途中だけど)、読むということの見え方が変ってきていて書きたくなりました。 文章を読むときはいつもわかりたいから、わからないと憤りや悔しさばかりが先にたっていたけれど、わからないけど強行に読み進めている感...

第3回「無為の共同体」ゼミ。「制作」ってなんだっけ。

無為の共同体、既に3回目。 ナンシーちゃんにやっとちょっと近づけたと思った3回目です。 いつもどおり大谷隆のレジュメはヒットし、山根は不発です。 もう、大谷氏は批評家です。 書く限りは上手く書きたい(どこまでも読みたい)ので悔しいです。 (レジュメは まるネコ堂ゼミサ...

書くこと

「みおMio通信」始めました。

こんな感じ。 先日遊びに来てくれた、 濱田恒太朗さん (ハマコー)が「HK通信 木の根っこ」というA5サイズ4ページに渡る手書きの通信を発行してるのに触発されて、始めました。 私も手書きの、サイズはB5で表面だけ、白黒印刷。 なんだかこの通信感、ちょうどいい。 ...

演劇・映画 絵画

即興劇を楽しみにしている。

友達が開催する即興劇のワークショップに申し込んだ。 「即興」なんて、そう『「即興」なんて、自分がやるもんじゃない』と思っていた。 すごく最近まで即興ピアノのワークショップも自分がやるのは嫌だったし、ましてや劇なんてと思ってきた。(そういえば、朗読もものすごい抵抗のなかで行って...

絵画

4月2日「絵を描く会」。

4月2日(日)「絵を描く会」が終わりました。 当日朝、正式に申込もらった方と2人で開催。 今回は自分ひとりかなと思ってたけど、予想外のおもしろい日になった。 今まではわたしは「これが描きたい」とかコンセプトを大事にして描いてきたけど、この日はこれで遊びたいって画材が...

催し 書くこと

『無題』(言葉の表出、春合宿2017で書いた文章。)

言葉の表出、春合宿2017 で書いた文章です。 最終日の読む時間に読んでもらったときのメモ付きで掲載します。 こんな感じで文章を掲載するのは多分初めてなんですけど、 「読む・書く・残す」探求ゼミのサイト を見てこれもいいかなと思いやってみました。 自分でもこのこ...

絵画 書くこと

「言葉の表出、春合宿2017」未公開文章。

「言葉の表出、春合宿2017」 が終わりました。 合宿では、それぞれが書いた文章を最後に全員で読みます。 それで、わたしも一つ読んでもらったんですが、 これはそれが書ける前に書いたものです。 だから「未公開文章」って書いてみたけど、 読んでもらったやつもそこで読んで...

美術館・展示

おもしろおじさんクラーナハ ー 『クラーナハ展―500年後の誘惑』を見て。

ドイツルネサンスの画家である、 ルーカス・クラーナハ (1472年ー1553年)の展示を 国立国際美術館 に観に行った。 クラーナハはわたしはこの展示を観るまでは知らなかったけど、 ルターの肖像画 を描いた人らしい。 展示ではクラーナハは多くの場面で、同じくドイツの画家で...

催し

4月20日「さとしとあすかのなんかピアノとかやる」のご案内。

「未だ見たことないピアノの会ってイメージ」で描きました。 東京で「 人差し指ピアノのワークショップ 」という 即興のピアノワークショップをしてたりするさとし(中尾聡志さん)と、 大阪でピアノ教室をしたり してるあすか(山本明日香さん)が ピアノを弾いたり、話したり...