『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』という演劇を見た。
非常に衝撃だった。
言葉も、踊りも、歌も、音楽もすごかった。
特に、わたしはダンスはよく知らなかった、あまりいいものを見たことがなかったんだと思った。ダンスの伝えるものの広さ可能性に、こんなものがあるのかとびっくりした。
内容がザハ・ハディドだったことがあり、気になっていたこの動画の本編を見た。
演劇とこのトークを見て、もうザハの競技場は建ってほしかったと思った。
ザハもすごいのだろうだけど、この山梨さんという人がすごい。
建築に関する知識や技術面はもちろんすごいのだと思うが、大型建築が好まれない時代にどうやってそれを建てていくのかといったこと、そういったものと社会を幸せのつながりといったことを考えている姿勢にびっくりした。
国立競技場の白紙撤回は理不尽な形で行われたと思うが、そのことを被害者としてではなく、自分たちはもっとこうできたはずだと考えている、そういう人が現場にいたということも考えたことがなかった。
演劇もトークも、一流の人たちのことを知ることができて、その面白さに衝撃を受けた気がする。ちゃんと一流を見ておけというのはこういう意味だったのか、ものごとを一般ではありえないレベルで考えて、取り組んでいる人の存在を見ることはちょっとづつ人生を変えていくように思う。
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