好きな作品や作家について、持ち回りで、「自分なりの好きな点」を発表する会です。
ざっくり内容的には、一人1回30分程度で持ち回りで作家や作品等について発表して、その後意見交換を行うということで、わたしにとっては結構大学のゼミといったイメージがあります。
それで、ゼミでそういう発表をやるのは結構楽しかったことを思い出したり、内容は詳しく覚えてなくても好きなもののことを必死に話している他の学生の印象というのは妙に覚えています。学生に限らず、教授が特に好きな部分について語ったときの妙なエキサイトメントとか、目の色変えてしゃべってるのにびっくりもしましたが、思い出しても楽しいです。
大人になってこんな「研究会」での発表という機会はなかなかないと思うのですが、必死で好きなもののことを説明するということをやってみたいと思いました。
実は、ゼミでやった自分の発表、調べたりなど楽しかったのですが、やっぱり妙に印象に残っている学生や教授たちにはなにかかなわなかったという印象があります。それは、「自分にとって好きとか、面白い」とはどういうことかつかんでいなかったということだったんじゃないか、と今更ながら思っています。もう少し説明すると「自分が」というより、「こういうことってみんな面白いでしょ。」「こういうことってみんな重要と思うはずでしょ。」という気持ちで発表内容を絞っていっていたという感じです。恥ずかしい気分にもなります。
今はつかんでいるのか・・・?
少なくともその時よりは、と思っています。気になっていることをちょっとでもそのまま言葉にできれば。発表自体を通してまた何かに気づくことのきっかけにできればいいなと思います。
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