「原発の教科書」はまさに教科書のように包括的な本だった。

2020年7月3日金曜日

「原発の教科書」(津田大介 、小嶋裕一 編)という本を読んだ。2017年の本だ。


作品制作に関連して原発に関していくつか本を読んでいる。最初は思想的なところから入って、だんだんコストの問題、廃棄物処理などの技術的なこを読むという順番になった。

この本は「教科書」というだけあって、原発に関連する問題を包括的に扱っている。様々な分野の専門家の記事が掲載されて、これ1冊でとりあえず現状が把握できると思う。

実際、知らなかったことがいろいろわかってきた。とりあえず基本的なことがわかって、やっと、このことに関して考える最低限かつ、ある程度の知識を得たように思う。

2017年の本なので、多少の変化は起こっているけど、そのへんは必要あれば調べればいい。前より随分調べることもできる。

読んでよかった。
霧が晴れた感じがする。

ここからまた思想の方へ舵をきる。

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2019年6月1日発行雑誌「言語6」に寄稿文が掲載されました。