猫を拾ったこと

2014年10月8日水曜日

4月のはじめに拾ってきた猫たちが生後半年を迎えた。

拾ってきた時、へその緒のまだついた、4匹の仔猫たちはいつ死んでもおかしくない気がした。
死んで欲しくない私たちは必死にミルクを与え、温め、見守った。
それでも、2匹は早いうちに亡くなった。

夜もあまり寝れないという体力的なもの、そしていつどうなるのかわからないという精神的な疲れもあり、どうしようもなくいろいろと予定を断り、不安を感じなからもやろうとしていたことも中断して、子猫たちに熱中していた。

予定を断っても事情を察してくれるひとたちがいた。それでも身勝手なまでに猫たちに集中しているその身勝手さが心地よかった。

そしてある日ふと、猫を捨てることをよくないとは思わなくなった。
猫を拾うこともそれ自体がよいことではないと思うようになった。

拾うことで予定はどんどん変えていった。
猫たちを狙っていたカラスがいたから、その獲物を奪ってきたんだなと思う。
先住の猫は、いろんな不便にさらされた。
そもそも猫たちが助けられたかったのかわからない。

でも、猫が好きだから拾った。
捨てられてたのがカラスの子どもだったら拾わなかっただろうと思う。






猫たちに関してはこちらのブログにパートナーが面白い記事を書いている。

【考え事 #004】 「命」が同じと思える人がいたのか


私も書き残したいと思いながら、なんとなく書けずにいた。

猫たちのうち2匹シロとチビはすくすくと育ち、先住猫のしっぽと仲良く暮らしている。
シロとチビがいてくれて嬉しい。