新(あらた)と5泊6日で実家に来ている。

2019年1月18日金曜日

子どもとの生活

実家に来て3日目になった。新のアトピーの薬は効き続けていて、ご機嫌にしている。

年末から、皮膚炎で痒がって一日に何度も泣きじゃくる新と治療や対策に追われ、診断がついて薬も効き始めたとはいえ流石に疲れが溜まっていた。隆も随分疲れていたと思う。

実家に1週間でも2週間でも来ればいいという父親の言葉に、最初は受け入れられなかったが、少し休息と隆が一人でいれば進展するであろう家の片付けをすすめ、全く手をつけれていない新の服作りもできないかと思い少し実家に行くことにした。

積極的に出かける気分とは違っていて、状況の回復のためにやむを得ずという感じは寂しさがつきまとい、新と隆が離れるのは悲しい気分がした。

子育ては人出だ、とこれまでも思ってきたけど、病気になってしまうと更にそう思う。やることが増えるのでそれだけしんどくなる。実家に来て、父母と弟の3人の大人がいる家では私はほとんど食事も作らないし、掃除や、洗濯や、洗い物もやれるときはやるが気が向けばやればいいという状態に近い。それだけで随分楽だ。中心は新の世話になる。新は4人の大人に、抱っこされたり、マッサージされたり、散歩に連れて行かれたりしている。

今朝は、久しぶりに美術館に行ってきた。新の病状が悪化し始めた頃に行く予定にしていた。思ったよりも回復せず悪化していったのでキャンセルにキャンセルを重ね、もうほとんど諦めていたのに会期終了目前の今日観に行くことができた。実家に新は置いていっているので、ゆっくりととは思えなかったけど、随分ほっとしているのを感じる。展示自体はそんなによいわけではなかったけど、やっぱりこれも自分の好きなことで元気がでてくる。帰ってみると、その3時間程度の間、ずっと新は機嫌よくしてたらしかった。