締め切り間近。 まるネコ堂芸術祭出展募集。この場所を考える。

2020年8月14日金曜日

まるネコ堂芸術祭

まるネコ堂芸術祭の出展者申込み締切が近づいてきた。


今回は、幸い募集を開始してすぐに申込みをもらった。そして、今日までに5人の申込みがあり、その度にこのまるネコ堂芸術祭の場所というのが開けていく感じがする。


このところこの場所がどういう場所であって欲しいのか、考え続けている。場所を考えることに関しては、大谷隆には圧倒される、当然に広大だ。最近のブログ「【733】もうすぐ締め切り。まるネコ堂芸術祭出展者募集。」も面白い。


場所というものをずっと考えている人の場所「まるネコ堂」に住んでいて、影響を受けないわけがない。ここに住んで10年近くになる。洗練されてきたとは思うけど、10年前から今につながるなんらかの雰囲気はあった。


今、とても楽しい。もともと絵を描きたかったのに、一時期ほどんどやらなくなっていた。それが、この1年ほどはとても制作に取り組めている。なにか自分の言いたいことを言うことは、常識からはずれるようなこともあるので、自分で耐えなければいけないこともある。なかなかの葛藤もあったりするけど、まだまだ考えてなにかやっていきたいと思っている。作りながら自分が変化している。


自分で考えることは、自分で考えることから始まるということを知らされてきた気がする。人の声を気にする前に、何が気になるのか、何がおもしろいのか、そういうのをつかんでいくのが面白い。最初の自分の何かはほんとにわかりにくいものだったりするから、人をみてると簡単にわからなくなる。基本的には、1人でやることだ。


基本的には1人でやってくのに、なぜか、なにかに真面目に取り組んでいる人を見るとやる気が出たりする。全然違うものを見て、大きなよく知られた道を進んでいるわけでもなく、ほとんど誰もアドバイスできないような進み方をしている人を見て、わたしも自分の面白いことを考えて、もっとなんかやってみたいと思わされる。


そういうことをこの何年か経験してきた。

この場所というのをまだ上手く言葉にできない。少し断片的だ。

真面目にやればきっといいことがある。そういうことは思う。

芸術祭でなにをやるか決まっていない。ちょっと最近自分が大事にしていることがなんなのか考えていきたいと思っている。まだ意識できていなが自分にとってなにかというもの自分の比喩を考えるような、それを意識していくようなことだ。自分が何かをやるのは、海を行くようにやるのか、山を登るようにやるのか、星を見るようにやるのか。

ちょっとやそっとでは動かないものを押さなきゃいけないのかという気がする。方向も結果もわからないけど、一生懸命やりたい。


締め切りは8月22日(土)です。

まるネコ堂芸術祭・出展者募集


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 ■ 大谷美緒の催し&お知らせ ■
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○第0.5回、第1回まるネコ堂芸術祭・出展者募集中

○10月24日から:吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ第3シリーズ

○12月15日〜12月21日:言葉の表出、冬合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/05/2020.html

○YouTube隔週くらいで動画をアップしてます。
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2019年6月1日発行雑誌「言語6」に寄稿文が掲載されました。