5月1日と2日に第1回まるネコ堂芸術祭が終わりました。
去年の今頃、第0回、まるネコ堂芸術祭をオンラインで行いました。
2020年4月7日に大阪など7都府県に、4月16日に全国に緊急事態宣言が出されてすぐの頃です。
すべての出展者がそれぞれの自宅からzoomに接続。一般の閲覧者の方もそうだったのではないかと思います。今よりももっと移動を、接触をさけた時期。感染者数は今よりずっと少なかく、確かまだ抑え込めないかと考えていた時期だった。
その時には、コロナがこんなに長引くとは思いもよらず、次の年にはオンラインでなくまるネコ堂で普通に芸術祭を行えるとほとんど疑いませんでした。
今回も緊急事態宣言の発令中の開催。
無観客での開催を決定し、見てもらうのはオンライン(zoom)のみに限定しましたが、会場にに来てくださった出展者の方もいました。会場では一般的な感染対策を実施。
去年は濃厚接触という概念はまだなかったのではないか、少なくとも知らなかったような気はするなどと考えたり、コロナは続いているけれど情況の変化を感じたりもしました。
直前になっての無観客開催は負荷が高かった。残念で、がっかりもしました。同時にそれに関わりなくやってきたなにかがあったことがよくわかるきっかけにもなりました。
今年に入ってからは、芸術祭の準備で、会場下見に来てくださったり、相談をしてくれる出展者の方もいたりしました。
大学を卒業する頃に、ギャラリーアシスタントとかキューレーター関係の仕事に応募していたのを久々に思い出しました。どちらかといえば作品を作りたかったという気持ちはありましたが、それで稼いでいくやり方を当時全く思い浮かばす、それなら作品の近くにいる仕事がいいのではないかと考えたからです。
そんな動機だからか、何件か応募してすべて落ちました。
それでも、自分が作るだけでなく、作っていく場所と関わるという意識は薄っすらとあったのかもしれません。
夢が叶ったとまでは言えませんが、あの時できなかった仕事を今年はできたような気はして嬉しいです。
出展してくださった方がいて、見てくださった方がいて、とてもありがたい1年でした。
この週末は出展者と実行委員でレビューを行います。
それが終わってしばらくしたら、また来年に向けて考えていきたいです。
自分の作品は5−6月の間まるネコ堂ギャラリーに飾ろうと思ってます。
そのお知らせはまた後ほど書きます。
実行委員の山本明日香さんが当日のzoom動画で芸術祭ダイジェスト版を作ってくれました。
どんな感じが見てみてください。
30分と6分のショートバージョンの2つあります。
■30分バージョン
■6分ショートバージョン
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