髪の毛を切ろうと思うときに、いつも岸田劉生の「麗子像」を思い出す。
髪の毛はいつもショートカットと思っていたのだけれど、美容院にいくのがめんどうでたいてい長くなる。本当に長くなって切りに行く前に、前髪くらいはと自分で1-2度は前髪を切る。そのときに思い出すのが「麗子像」。
「麗子像」のように、直線で絵に描いたようなべたっとした前髪にしたいと思って鋏を入れる。すいてしまうとあの重さがなくなるからすきたくはない。直線に切るのは意外と難しくて、ザクっといった後、微調整。
美容院に行って前髪は「麗子像みたいにしてください。」と何度か言おうかと思ったけれど、どうやら麗子像は流行とはかなり違うんではないかと思って、何か聞かれるのも説明するのもめんどうになり、未だに言ったことがない。「眉毛の上くらいで」と本心そのままではない注文をして、ああ、今回も言えなかった、と後悔をする。
そして、また伸びてくると、「今回こそは麗子像を」とそそくさと髪を切る。
髪の毛はいつもショートカットと思っていたのだけれど、美容院にいくのがめんどうでたいてい長くなる。本当に長くなって切りに行く前に、前髪くらいはと自分で1-2度は前髪を切る。そのときに思い出すのが「麗子像」。
「麗子像」のように、直線で絵に描いたようなべたっとした前髪にしたいと思って鋏を入れる。すいてしまうとあの重さがなくなるからすきたくはない。直線に切るのは意外と難しくて、ザクっといった後、微調整。
美容院に行って前髪は「麗子像みたいにしてください。」と何度か言おうかと思ったけれど、どうやら麗子像は流行とはかなり違うんではないかと思って、何か聞かれるのも説明するのもめんどうになり、未だに言ったことがない。「眉毛の上くらいで」と本心そのままではない注文をして、ああ、今回も言えなかった、と後悔をする。
そして、また伸びてくると、「今回こそは麗子像を」とそそくさと髪を切る。
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