料理が少しわかるようになってきた。

2015年8月4日火曜日

食べ物

うちは、同じメニューを繰り返し作るので作れる料理の種類は少ない。


単純に計算すると、1年で365日✕3食=1095食のうちで、
トマトソースのパスタ、カルボナーラ、ペペロンチーノは
それぞれ100食とまでいかなくとも50-80食くらいは食べてるだろうし。
その他も、餃子、天ぷら、茄子カレー、チリコンカン、焼き飯などは
年に10-20食くらいは食べる定番。

同じメニューを何度も食べていると、細かい味がよく分かるようになってきた。
パスタの微妙な茹で加減とか。
どこで、どの材料に塩味を付けるかで随分味が変わるとか。
油は熱する前と後で味が変わるから
炒めるための油と味わうための油はかけるタイミングが違うとか。
煮込んだトマトはリングイネが合うけれど、
さっと炒めただけのトマトのソースはフェデリーニが美味しいとか。


このポイントで味が変わるというような、
美味しくできる原理みたいなのがわかるときが楽しい。
そうすると、「こういう味にしたい」と思ったときに、
わりと組み立てられる感じがあったり、
たまたまもらった材料で料理をするときも
ある程度のことはできる。

ちょっとぐちゃっとしたものとして捉えてきた料理や味が
シャープに見えてきたのが面白い。