zoom参加の位置づけを変えました。【催し】言葉の表出、冬合宿2020

2020年10月2日金曜日

催し

言葉の表出合宿は会場参加に加えzoomでの遠隔参加も可能です。

実際に参加必須なのは、初日のオープニングミーティングと最終日の読む時間のみ。遠隔参加可能ですが、その時間はまるネコ堂に来ることを積極的におすすめしてきました。

夏合宿を経て考え、会場参加と遠隔参加を並列に考えるようになり、案内での表記をそのように改めました。書き換え自体はかなり小さなものです。

その人にとって書ける場所があり、そこでしか書けないものもある。その人にとって書く場所を選ぶことも書くことの一部であると以前よりも思うようになりました。実際に、夏合宿で全く会場に来られない参加者の方がいたのも大きく影響しました。

まるネコ堂に来てくれると嬉しい。来てほしい。まるネコ堂を制作の場として考え、日々暮らしていることには変わりありません。まるネコ堂に来たから書けるということもあると思います。そのことは変わらずあります。


会場をきれいに準備することが主催の役目だとはもうだいぶ前に思わなくなっていましたが、ここまで来ると改めて主催としてなにをしているのかというのを考えます。
案内に書いてあることがそのまま起こるように全力でいます。一番重要なことはそれだと思っています。
もう少し具体的に言えるだろうか。今回「はじまりの話」と「文章レビュー」をお願いしている大谷隆のよく使う「空き地」という言葉をを借りようと思う。合宿はそこで遊び、書くという言葉の空き地のようなものを思っている。空き地という比喩は面白い。なにもないところに自分のなにかを作るのは結構だいそれたことのように思う。誰かの続きを書いたり、誰かの枠組みで書いたりするんではない。そう考えて、改めて案内文の冒頭を思い出します。
大量の「ナニカ」を費やして、ほんの少しでも表出できたらそれはすごいことだと思います。自分の言葉を自分の表に出すという「契機をつかむ」ことができれば。
これも自分で書いたものではないので、やっとちゃんと意味が分かってきたという気がします。空き地のような場所で「ほんの少しでも表出できたらそれはすごい」。

合宿中、どこにいてもそれが言葉の表出合宿であるように考えています。
まだ日数ありますので考え続けていきます。

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