9月30日の文章筋トレ。

2020年10月1日木曜日

書くこと

 筋トレはなにかやりたいこと、試してみたいことができた時に参加していたけれど、秋になってからなにかやりたいことがあるけれどよくわからない時にちょうどいいと思うようになった。

なにかやりたいのだけど、上手くつかめていない、どういうふうにやったらいいのかわからない、今の自分にはできないだろうということをやろうとするときに筋力としての文章を書く力は必要だと思う。

筋力という比喩を使うと、わかりやすい。例えば、よい姿勢を保ち続けるとか、少しきつい体勢を維持するということは、体に十分な筋肉がついていると容易にできる。文章を書くのにもある種の力がいる。筋力がないとなんとなく言葉が流れやすい方向に流れていってしまう。最初はぴしっと座っていたと思っていたのに、気付いたら猫背だったというように。
ちょっと思い切ってなにもなさそうな方向へも書いてみる勇気とか、そういう気分になれることも基礎の筋力あっての自信のように思う。

筋トレで得た力は、実際どのように、いつになったら自分がなんとなくやりたいと思っていることと結びついていくのかはわからない。でも、自分を支える力をつけていくのに有効な方法の一つだと思う。


最近、絵画でも文章筋トレ的に描いている。
こちらも、ちょっとどうやっていっていいのかと描きあぐねているところがあって始めてみた。

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 ■ 大谷美緒の催し&お知らせ ■
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○2020年9月ー10月『「「「夢」」」ー敦賀原子力発電所ー』を展示中

○第0.5回、第1回まるネコ堂芸術祭

○10月24日から:吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ第3シリーズ

○12月15日〜12月21日:言葉の表出、冬合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/05/2020.html

○YouTube隔週くらいで動画をアップしてます。
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2019年6月1日発行雑誌「言語6」に寄稿文が掲載されました。