10年以上履いたジーパンを捨てることにした。
何年か前までジーンズ・刺し子ワークショップというのをやっていて、ジーンズをかなり繕っていた。これはその中でも一番繕ったやつで、面積の約70-80%に刺し子がしてあり、約50%以上にはあて布もあててある。
ずっと履いてきて思うのは、お気に入りのものを長く履きたいというのもあるけど、もうここまでくると「着れなくなるまで着倒して、そして捨てる快感」みたいなのを求め始めていて、着ていること自体が嬉しいかと言われれば、さほどになってしまっている。
ワークショップをやっているときから徐々に確認してきたことだけど、本当に繕う価値のあるほどよいものは少ない。見つけるのは難しい、というか普通にぼーっとしてたら現れない。わざわざそういうものを探して見つけにいかないといけない。
で、このジーパンがそこまでのものだったかというと、ここまでやっといてなんやけど、そんなにいいものではない。
まあ、さずがにジーパンだけあってそんなにめちゃくちゃ悪いものでもない。
でもジーパンってそもそも丈夫なもののはずだけど、そこまでではない。
ちゃんとしたものを選んで着ていこうと思った繕い生活だった。
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