近所の豆腐屋さん。宇治・黄檗、真柴豆腐店。

2021年2月17日水曜日

食べ物

長いことちょくちょく行っている豆腐屋さん。以前はお店に行くことがほとんどだったけど、新が生まれてから徐々に引き売りにお世話になるようになった。


週3回も家の前を通ってくれる。たまたま昔からのルートで、パープーという音を出して回っている。

お店は家から徒歩15分ほど。大人の足なら散歩で楽しく行ける距離。でも、その15分が忙しく感じるようになって、どんどん引き売りの方で買うようになった。

お豆腐がもちろん美味しい。
あと、野菜や、お肉や、卵や、漬物なども売ってくれる。

なんとなく徐々に、お豆腐屋さんでいろいろ買うようになった。
週に3回も来てくれる。ここで買えば新鮮なものが手に入る。しかも買い物時間は2−3分。

冬はいつも冷蔵庫の使用率が下がっていはいたけど、この冬は本当に日常的にはガラガラの状態になった。冷蔵庫の1−2割ほどが牛乳やヨーグルト、ドライイーストなどに占拠されている程度。2日に1回お豆腐屋さんでなにか買えると思っていれば、溜め込む必要がない。理想的なガラガラの冷蔵庫。気持ちいい。

何故か食費も下がった。
家に来た人が減ったとか、他の要因も考えられるので検証は難しい。でもおいしいもの食べてると余計なものが要らなくなるとかはあるような気がする。豆腐自体は、スーパーのに比べると値段は高い。お気に入りの田舎豆腐は一丁330円する。それを週に多いと3回も買うのに去年1年間の食費は一昨年より下がっている。

こんなふうに目に見える生活の変化も感じる。
もっと言葉にしにくいありがたさも感じる。
食生活に関して以前より安心している気がする。
ここに住んで10年ほどになるけど、この豆腐屋さんがあって、しかも引き売りルートで本当に幸運だったと思うようになった。

おすすめです。もし近く来たときには是非。
うちに来てくれたときにはできるだけ食べてもらいたいなと、食卓に割となにか出してます。

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 ■ 大谷美緒の催し&お知らせ ■
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◯2021年1月-2月 大谷美緒絵画展示『1歳』

◯開催中(単発参加可能):吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ第3シリーズ 全13回

◯第1回まるネコ堂芸術祭準備中

◯革と帆布のキャラペイスー大谷隆と共同運営

◯2019年6月1日発行雑誌「言語6」に寄稿文が掲載されました。