本を購入してはやふた月。
やっと材料を購入した。
予想通り材料はそれなりに高価で、金継ぎを節約みたいな切り口では全く語れないことを実感する。
今回初めて金継ぎをやる自分にもそれなりのパワーが必要だけど、材料を作り続けてきた人、金継ぎを説明しようとする人、金継ぎにかかわる人たちのただならぬ力がそこにはそそがれている。
いろいろモノは作ってきただけあって適切とは言えないまでも最低限の道具がある状態でスタートできた。出費もそこそこに抑えられている。
でも、これを一からとなるとさらに結構な額になり、結構な値段の新品の器が買えるほどになる。
そこをわざわざ直すってどういうことなのか、やっていくうちにわかってくることがあるように思う。
そして、「金」継ぎといいながら、今回金の値段が高いため購入できなかった。
「銀」の価格だと手が出せたので、銀での仕上げ、絵漆という漆仕上げから始めようと思う。
しばらくやっていくうちに、そんな値段がする金にも手を出せるようなことが金継ぎに見いだしていけるように思う。
金継ぎをやることが自分の価値観に、この生活に、どんな変化をもたらすのかワクワクする。
いくつか直す器はあるけれど、出産前までにひとつ、ふたつはなんとかしたいなと思う。
出産までに手を出しておきたいなと思うことはいくつかある。
焦っているわけでもなくいいデッドラインとして、物事がすすめていける。
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