【催し】『新約聖書』ゼミ

2018年12月4日火曜日

催し

先日『旧約聖書』ゼミを終え、今度は『新約聖書』を読んでいきます。

「聖書を読みたいと思ったそもそもの動機は美術や絵画への興味から」と旧約聖書『創世記』ゼミの案内に書きましたが、今もそれは変わっていません。

旧約聖書を読んで、どこまでが聖書に書かれていることで、どこからが画家の絵画としての仕事なのかわかるようになりました。宗教絵画を見るときにある種の神秘性として見えていたわかりにくさがなくなってすっきり見えてきています。読んでいるので、画家が大胆な解釈で描いている、なんてこともわかるようになったりも。そして、新約聖書も西洋の絵画とは関連が深いので読んでおきたい。

それと、やはり旧約聖書を読んでしまったのでその続きといえる新約聖書を読みたくなりました。旧約聖書は後半、神の民が捕虜としてエルサレムからバビロンに連れて行かれます。一応、その後戻ってきて神殿再建なども行います。しかし、まだ敵も多く状況としてはあまりよくない。そういうところで旧約聖書は終わります。ちょっと暗い状況のなかで終わってしまい、救世主と言われているイエス・キリストが出てきてどういうことが書かれているのか、ちょっと救われた感じになるのか。いやなるんだろうけど実際のところどうなるのか、新約聖書が気になり始めました。

絵画への興味を持って読むとは言っても、ゼミで絵画の話をしまくっているわけではありません。ここでは何が書かれているか、それをできるだけ読もうとして、結果的に絵画を見たときに接点が見えてくるという感じです。

どんな興味からでも、関心のある方、お待ちしてます。

山根澪

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「新約聖書ゼミ」


「新約聖書」を文章として何が書いてあるか読み込んでいきます。
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日 程:第1回 2019年2月17日(日)
    福音書(マタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書) 
 
    第2回 3月31日(日)
    使徒言行録、パウロ書簡(ローマの信徒への手紙、コリントの信徒への手紙一
、コリントの信徒への手紙二、ガラテヤの信徒への手紙、エフェソの信徒への手紙、フィリピの信徒への手紙、コロサイの信徒への手紙、テサロニケの信徒への手紙一、テサロニケの信徒への手紙二、テモテへの手紙一、テモテへの手紙二、テトスへの手紙、フィレモンへの手紙、ヘブライ人への手紙)

    第3回 5月12日(日)6月9日(日)に変更しました
    公同書簡(ヤコブの手紙、ペトロの手紙一、ペトロの手紙二、ヨハネの手紙一、ヨハネの手紙二、ヨハネの手紙三、ユダの手紙)、ヨハネの黙示録
     
時 間:各回13:30-16:30頃
内 容:はじめにレジュメを持ってきた人がレジュメを読みます。
    そのあとはレジュメについて話したり、その他気になる部分を話したりします。
参加費:各回1000円
場 所:まるネコ堂(京都府宇治市五ケ庄広岡谷2-167)
    アクセス
注 意:猫がいます。ゼミ中は会場には入れませんが、普段は出入りしています。アレルギーの方はご相談ください。    
申 込:山根までメール(mio.yamane@gmail.com)またはメッセージにてご連絡下さい。
主 催:山本明日香、山根澪

・参加者は本を読んできてください。
・毎回レジュメを提出できます。形式は自由です。「まるネコ堂ゼミ」サイトに過去のレジュメが掲載されてます。
・どの訳でも大丈夫です。以下は参考です。
「中型新約聖書 新共同訳 詩編つき」 



参考:
寄ってたかって本を読む。‐まるネコ堂ゼミ