授乳の遍歴と今。

2019年6月3日月曜日

子どもとの生活

新が生まれて約9ヶ月が経とうとしている。結構授乳には悩まされた。悩まされたのが嘘のように今は完全母乳で快適なんてことにもならなくて、でもそんなに悩んではいない。

母乳だけで足りたのは結果的に生後4−5ヶ月くらいの約2ヶ月。離乳食が始まりそのまま母乳+離乳食のセットで行けるかなと思ったけど、生後6ヶ月ごろから再びミルクをあげないと足りなくなった。生後7ヶ月頃、離乳食を食べる量が増えてきたのでミルクをいらない日が再び数日あったがまたミルクが必要になった。つかまり立ちを初めて数日たった先週、離乳食の量も、ミルクの量も爆発的に増えた。消費量が増えたに違いない。

わたしと新の相性では母乳のみ育児は成立しなかった。

母乳のみがいい、という声はもちろんあり、母乳だけでは栄養が足りないという声もある。母乳がたりないので、母乳だけではよくないというリスクの方の記事をなんとなく読みたくなっていた。

栄養のことは大切だというのは大前提にして、足りない母乳を必死にあげて腹減って不機嫌になる新を見るとか、必死に母乳がでるようにがんばってしんどい気分になるとか、そういうことがもうあんまりしたくないと思っている。

産む予定だった助産院では、生後3日ほどは母親のおっぱいがほぼでないでも追加でミルクをあげることはないと聞いていた。「あかちゃんは3日分くらいのお弁当を持って生まれてくるから大丈夫」。そんなもんなのか、すごいなぁと当時は聞いた時は感心し。実際に産んだ病院ではミルクはふつうにあげられていた。新はおっぱいを吸うもほとんど出ないと思われる。おっぱいを離すと泣くということが生後1−2日目から、調乳室にミルクを作りに。それを飲むと満足して寝た。

今思うと、その点に関して病院で産まれてよかった。想像するとすこし怖く。体力を消耗した体で子どもを泣かせることになったのだろうか。それともそんなことになれば、ミルクをあげようね、と案外すんなりとなったのかそれはわからない。今のように泣いているからあげたいです、とスパッと言える自分ではなかった。

今寝ている新はさっき200ccのミルクを飲み干した。まだ飲みたいのだと泣いていたけれど、しばらくするとお腹に溜まってくるから大丈夫だよと抱っこする。