1月18日のミシンの日。月一のメンテナンス。

2021年1月18日月曜日

CARAPACE

 本縫いという種類、普通にまっすぐ縫える工業用ミシンと家庭用のロックミシンがある。

どちらもキャラペイスの商品制作につかっている。厳密には、ロックミシンは今販売中の商品にはつかっておらず、修理でのみ必要になる。この4月にはミシンで作る商品は販売終了にする。そうするとミシンの利用頻度が確実に下がると気にかかり始めたのは販売終了を決めたときだった。

商品の販売を行わずとも、今まで売った商品の修理は受け続けたい。
なのでミシンはしばらくずっと必要になる。

放おっておくと、ただただミシンを使わなくなってしまう気がする。
なので昨年の秋くらいから月1回「ミシンの日」を実施することを決めた。
今は新月の頃、旧暦の月初めのあたりで半日から1日くらい時間をとるように考えている。
新月から少し遅れ、今日が今月の「ミシンの日」だった。

「ミシンの日」はとにかくミシンを使う日だ。
機械の様子を確認したり、自分の技術を落とさないようにできたり、きれいにしたり、オイルをさしたりということをやれればいい。

基本的には、そういうことをやるには使えばいい。

前回からひと月くらいあればなにか作ったり、メンテナンスが必要な布製品はでてくるので大抵それをやる。ミシンのメンテナンスだけど、まるネコ堂のメンテナンスにもなる。
無理になにか作っても仕方ないので、思いつかないときはとにかく直線縫いをしたり、思いっきりミシンを踏み込んで縫う練習をしたりもする。結構気持ちいい。

せっかくこういうことを真面目にやっているので、今日はちゃんとやったということを記録に残していこうと思いたち、地球暦というカレンダーのA3のワークシートの今日の日付に「ミシンの日」と書き込んだ。
地球暦は未来の予定を書くのにも使えるけれど、記録をつけるカレンダーとしても使ってみている。

メンテナンスというとなんだか優雅な響きをもっていたような気がするけれど、自分の大事なことにとってはそれができてないとかなり致命的なことになるイメージに変わってきた。
キャラペイスにとってミシンや道具や制作場所のメンテナンスができていないのは、かなり掃除ができてない、洗濯物も山のようにたまったどうしようもない家とか、そういうイメージが近い。

「ミシンの日」を始めてから半年ほど。
とりあえずいい調子だと思う。
このままでいいのか、もうちょっといい方法があるのか、模索しながら続ける。


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 ■ 大谷美緒の催し&お知らせ ■
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◯2021年1月-2月 大谷美緒絵画展示『1歳』

◯開催中(単発参加可能):吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ第3シリーズ 全13回

◯第1回まるネコ堂芸術祭準備中

2019年6月1日発行雑誌「言語6」に寄稿文が掲載されました。