新と絵を描こうと模造紙をたくさん買った。
100枚だ。それくらい多分すぐ使ってしまうだろう。多分。
先に絵の具をたくさん買っていたので、絵の具でたくさん描けるようにと思っていたけれどまずは手近なクレヨンで描きはじめた。
一緒に描くといっても、今の所、新からは指示が多くほとんどわたしが描いている。
結構な指示と気まぐれな介入、色の指定、突然の興味の喪失などなどを経て絵は進んでいく。
わたしはわたしで勝手にいろいろ試している。没頭すると、新はつまらなくなったりもしているようだ。細かく描くと、時間がかかってしまうのであんまりなようだ。こっちはこっちで楽しんでいる。
新はクレヨンで大画面を塗るのはまだ難しいようだから、絵の具のほうがやりやすいのかもしれない。
そろそろ絵の具でどんどん描いてみたい。
「ガガガガー描いて」
「おじさん、乗ってる」
「おっきいお山」
2枚目の模造紙。一応テーマを持って絵にしようとすると大きさがあるのでそれなりに大変なことがわかった。
最近は長新太の絵本のマネをして描いてみようとしている。
空の感じは「ごろごろにゃーん」の線を意識した。
新よりの指示。
「ガガガガー、おっきいの」「おじさん乗ってる」
「だんごむし、おっきいの」
「ぴかくん」(絵本の「ぴかくんめをまわす」)
「おやま」
4枚目の模造紙。
結構なにしてもいい気になってくる。
巨大ダンゴムシのリクエストにも答えてしまった。
空の色を緑にしたり。色の使い方を大胆にするのも長新太の影響。
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