あっという間の日々が過ぎた。

2018年10月10日水曜日

子どもとの生活

なんだかここしばらく日々があっという間に過ぎて行った。

特にこの1−2週間だろうか。
「あれ、もう1週間経ってしまった」と思うようになった。

大人になると、仕事をすると時間があっという間に過ぎる、とはよく聞くけれど自分ではほとんどそんな風に思ったことはなかった。でも「子育て」を始めてついにこの「あっという間」が来てしまったのか。

昨晩、隆に最近時間が過ぎるのが早いと言うと、隆はそうではない、と言う。
一緒に家にいてほとんど同じ場所で、似たように時間を過ごしているように見えたので意外だった。

「書くようにしている」らしい。
書くと時間が伸びる。

どういうことか、と聞いてみると、書くと時間に刻みこみが入れられるらしい。
書かなければ、時間を例えば一日単位やもっと一週間単位とかかなりざっくりとしかカウントできなくなったりする。時間を大雑把にしか認識しないから、振り返った時に短く思う。しかし、書くということをすると時間というものをもっと細かく見られる。
書こうと思えば、何をしたかとか、どう考えたかを自分でちゃんと思い出したり、認識していくことになる。そうして「あれをした」「こういうことを考えた」そういうことに意識を向けることで刻みこみを入れ、時間をカウントできるということだろうと思う。

刻みこみが多い、つまりカウント数が多ければ、時間を長く感じる。
あっという間ではなくなっていく。

そういえば、1−2週間前は実は結構書いていた。
その時は、あっという間という感じはなかった。ただ、結構長い文章に手を入れていたのでまだ産後日が浅かったその時の体力では無理が出て続かなかったのだった。

その話を聞いてならばブログくらいから書いてみようと思って書いている。

で、なんであっという間じゃなくなるのがいいなと思うかというと、ちょっとつまらなくなってしまっていた。なんかあっという間に過ぎてしまって、寂しい感じもあるかもしれない。

今までにはない忙しさ、体力の低下もあったけど、そろそろなにかフックをかけて今までみたいに毎日なんかあった、なんかしたと思える日々をすごしたいなと思い始めていたんだと思う。

多分、時間を刻むことは「書く」ことだけじゃなくて、「絵を描く」とか、「話す」とかその人によって他のことでも可能だと思う(それと、何を刻みたいかによってもやることは変わるだろう)けど、今まだ「絵を描く」のは体にきつそうだと思う中で「書く」はよさそうだ。

子育てはあっという間というのも聞いたことがある。子どもの成長のスピードはすごいのでそういう気分ももちろんある。でも、あっという間の時間を過ごしてみて、長い時間を過ごせたらいいなと思った。