子どもがかわいくなってきた。

2018年10月14日日曜日

子どもとの生活

生まれて一ヶ月が過ぎた頃からだろうか、新(あらた)くんがかわいくなってきた。
顔を見て「かわいい、かわいい」と自分が言うようになってきた。

生まれたときからこんなふうにかわいいく思うんだろうと、想像していたけど違っていた。
生まれてすぐ顔を見たときの気持ちは複雑だった。
これは単にいろんな感情が複雑にあったということでネガティブな意味はない。

ほっとしたというのは大きかったと思う。よかったとか。嬉しいとか。かわいいもあったかも知れない。お腹の中にはずっといたんだけど初めて顔を合わす戸惑いもあった。この人にどう挨拶したらいいんだろうか。どんなふうに話したらいいんだろうか。話そうとするたびに、考えるのにそんなに時間もかけれないが瞬間瞬間そういうことが頭をよぎった。ずっと一緒にいたんだけど、へその緒も切られて別々の存在になって新しい関わりが始まる。

知らない人にちょっとづつ関わっていく緊張とか、遠慮みたいなものが、しばらくあったんではないかと思う。

あたりまえにもう知らない人ではなくなっている。

と書いてみたが、
「だからかわいいく思うようになったんだ」とは繋がらなかった。
ある時、ああかわいいなぁ、と思ってそしたら、顔を見ても言うようになっていた。それはおそらく生まれてすぐの頃には思わなかったような思いかたで、それでその時のことを書いたんだと思う。