「言葉の表出、春合宿2020」終了。またこれらかも書きます。

2020年3月25日水曜日

催し 書くこと

言葉の表出、春合宿2020が昨日終わった。

ただただ書いていくことで書いていくことがもっとできるようになる、と今朝考えていた。

2016年の8月が初回。それから今回を含め8回の合宿を行った。初回から4年近くが経つ。
5日間の合宿を終えて、今日はすでにこうやってブログを書いたり他の仕事を進めたりしている。コロナウイルスの影響で、息子の保育園の時間を減らしていたので忙しいというのもあるけれど、合宿をやる体力もそうとうついてきて、休まないともたないということもない。

去年から少しづつ合宿のスケジュールの見直しをしてきた。最終日の読む時間(感想・レビュー)の直前ギリギリに設定してあった文章の提出時間を前日にまで早め、文章を読む時間をしっかりとるようにした。それまで大きかった最終日の負担を軽減して、しっかりと感想・レビューができるようになり、また聞く余裕もでてきたと思う。
今後も合宿の長さなどに合わせて、締切は調節していく予定。

スケジュールといっても、一緒になにかをする時間は初日と最終日だけなので、その程度だ。

今まではも含めた3人もしくは4人で主催してきた合宿だったが今回は初めて一人で主催した。そのことで不安はあったけど、無事終えることができてほんとうによかった。主催ではなくなったが、隆には基調講演的に「はじまりの話」とレビューをお願いした。

はじまりの話は本当に「はじまり」の話だった。大雑把に言えば、西洋と東洋が「はじまり」をどう捉えるかの違いだ。西洋が得意な考え方、東洋が得意な考え方を説明してくれた。「得意」という言い方がおもしろかった。そういふうに聞くと、どちらがよいということを考えないようになれる。

レビューは、この言葉を思い出した。
いつもレジュメは、元の本がもっと面白くなるようにと思ってつくっている。(まるネコ堂ブログより)
レジュメではないが、彼のレビューはほんとうにもとの文章がもっと面白くなる。文章はそもそも面白かったのに、更に面白くさせられてしまう。すごい。

文章はほんとうに面白かった。
これから発表されていく文章も多いと思う。

自分はといえば、一応長編を目指して書いている文章の途中の章を書いた。8章だ。
まだうまく書けないことを書こうとしていることに気づいてからは、「とにかくボロボロでも行けるところまで書く」ということを意識しながら書いてきた。今回もボロボロゼーゼー、という感じの文章なんだけど、書けた事自体は嬉しく、そして普段なら読み進められるクオリティーではないだろうと思って、見せられないような状態のものを読んでもらえ、感想もいただいた。まだまだ校正は必要だけど、そこにはすでに意味が分かる部分があり、挑戦にはそれなりの成果が出ていると思えた。ボロボロのフォームで走っている長距離走という感じだけど、まだまだ完成まで続けていこうと思う。

夏合宿もやります。


最終日の夕食。


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○7月28日ー8月1日:言葉の表出、夏合宿2020
https://mio-aqui.blogspot.com/2020/01/2020_28.html

2019年6月1日発行雑誌「言語6」に寄稿文が掲載されました。