コートとブーツを手放す過程。

2015年2月14日土曜日

持ち物


この冬は来ていないコート。多分去年も着ていない。
高校のときに、自分で結構気に入って選んだコートが手放せなかった。

「使えるものはもったいなくて手放せないんです。」
「もったいないんやったら置いとかんと使こたらええやん。」

ある時聞こえてきた会話を思い出して、久々に着て出かけてみることにした。

ぴったりかと思ったら意外にゆったりしていた。
最近ライダースジャケットばっかり着てるからキツイくらいのぴったりに慣れていた。

普段着ないからこのコートに合う服も着ていない。
なんだか落ち着かない。

着てても落ち着かない。そう思うと、もおほってもええわと思った。

このコートを残そうと思った最後の理由らしい理由が、もしスーツを着ないといけないことがあればライダースジャケットでは困るからというものだった。
当面そんな予定もないし、ない予定がある時のために置いておかなくてもいいと思って手放すことに決めた。

コートを手放したら、スーツもいよいよ手放すかもしれない。


以前、かかとの高い靴を履きたかった時期があって、その時期数年間たまたま足が悪かったので履けなかった。

足がよくなって、買ったのがこのブーツでしばらく喜んで履いていたけどサイズが合ってなくて履き心地が良くなく数年履いていなかった。

でも、履きたいなと少しだけ思っていた。
去年作ってもらった靴がすごく気にいって、履き慣れてきたら、そんな思いが消えてきて手放していいやと思えてきた。



コートとブーツ、試しに古着屋に持って行ったら2つで2円になった。