タカと2人でやって20個のものが選ばれた。 |
ルールはそのブログから引用。
1 二人でそれぞれ10個選ぶ。20分ほどでそれぞれものを選び、発表した。
2 それを1つずつ(もしくは同じものを複数個ならセットで)、出す。
3 お互いに依存がなければそれを減らす。
私が選んだのは写真の上半分。
- 床革のラック
- miniDVのビデオカメラ
- イラストノート(雑誌)
- ノート
- 風呂場のブラシ
- アクリルカッター
- バケツ
- オーリー(革のコバ処理剤)
- ニス
- ハンガー
迷ってたけれどもほとんど決心のついていたものをこの機会にどしどし減らした。
この中で思い切ったのが「miniDVのビデオカメラ」と「オーリー」だった。
ビデオカメラは映像を作るために買った。もう全然作ってないし、次作るにしてもこれを使うのか全く分からなかったけれど買ったときの思い入れが大きかったのでなかなか捨てれなかった。
これは、タカに買い取りに出してもらう。
オーリーは革の切り口を処理する薬品、コバ処理剤。いろいろあるコバ処理剤の中でひとつで、試しに買ってみた。見た目はきれいに仕上がるし強度もでそうだけど、使用してるときの臭いがきつくそれが気になって使い続けようと思えなかった。コバ処理剤としてオーリーという選択肢を減らすと決心がきちんと固まり、実行に移した。
自分が選んだものはいかに思い切っていても所詮自分が選んだもの。もうケリがついている。
問題はタカが選んだものだった。
自分でもびっくりしたけど「アクリルタワシ」が捨てたくなかった。
黒ずんだアクリルタワシで、ここに引っ越してくる前一人暮らししてたときにもう持っていたものだからいったい5年位は使っているのではないか・・・
ビデオカメラはすんなり捨てれても、自分で作った床皮ラックは捨てれても、なんとこのアクリルタワシは捨てれないのか。
かっこ悪く思えてきて捨てることに同意した。どう反論していいのかもよくわからない。
「昨日も使った」と言うのが精一杯だった。やられた・・・負けたと思った。
でも、落ち着かないのでせめてもの供養にかっこよく写真を撮ってくれとお願いした。
「木陰にて。」 |
「切り株でひなたぼっこ。」 |
「今日もありがとう。」 |
これで捨てることになった、と思ったら数時間後タカがアクリルタワシを探し、また洗面所に取り付けた。
そのことはブログに書いたとのことなので読んでみると、「今度は僕が捨ててはいけないような気分になって、結局は使い続けることにした。」とある。
理由もそこにきれいに書いてある。
なんだかほっとした。
まだ心の準備ができていなかった。
自分がモノに執着するのが嫌だと思ってたけど、そういえば最近執着を嫌だとか隠したいとかおもわなくなってきた。
アクリルタワシが出されたときに、ちゃんと戸惑ってよかった。こんなわけのわからないものの居場所が確保された。
今日の10個大会で、19個のものが減った。
またやる、かもしれない。
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