道路へ向かう砂利道。 |
家から自動車が走る道路までは砂利道で、
春になったので草が生えてきていた。
抜いたほうがええんやろか、
この砂利道にも草が生えてきて嬉しいな、
そんな気分で放っておいた。
ある朝、ゴミを出そうと家を出ると、
おばちゃんが草引きをしている。
反射的に、手入れせんですんません、
と言いそうになってやめた。
かといって草が生えてきて嬉しいなとも思ってたので、
お礼を言うのもこの時点では素直ではない感じだった。
挨拶をしたら、
なにも言うことが見つからなくなって、
とにかくゴミを出しに行く。
帰ってきたら、
「これ花咲くねん」と教えてくれた。
私が草引きをしていたら、 いかにも抜いていたであろう草。 |
見るといかにも雑草という草が残されていた。
造成地によく生えてるような草で、
どちらかと言えば以前は好んでいなかった。
こんな草の花を、
ちゃんと見てたのかと思って驚いた。
つぼみ? |
草引きの跡を観察していた。
この草の花が咲くのが今はもう
楽しみになっていた。
他にも花が残されていた。
食べれる草には興味があったけど、
花にはあまり興味がなかったので、
面白い草引きだと思った。
この記事を書こうとして気づいたけど、
最近このおばちゃんのファンである。
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