ブログは書かなくてもいいんです。でもわざわざ書いてるんです。

2015年3月30日月曜日

書くこと

ブログ楽しい。


昨晩「ブログはしばらく書かない」と言ったのにもう書きはじめてた。

***

昨日、「自分の文章を書くためのゼミ」に参加した。
初めのほうで参加者の居所が聞きたいと
主催の小林けんちゃんから質問があった。


「最近ブログを書いてはいるが
すべっている感じがあって、つるつると。
なんかつかめない感じで。
すべり止めか、なんかアンカーになるものが見つかれば・・・」

そんなようなことを言った。

ゼミが始まった。

「書くためのゼミ」だけどひたすら読んだ。
まずの読み方を聞いて、
全く知らない人が書いた文書を読むように文章を読もうとした。
読んで自分の感情が揺れたところに線を引いていった。
なんで線を引いたかできるだけ説明した。

役に立つ部分はどこかとか、書き直すために気になることとか
そういう部分に線を引くのでなく、
感情のセンサーを使って読んでいった。
そんな作業を繰り返していくうちに、
ブログを書けないのは
感情のセンサーがめちゃくちゃになってるからかな
と思えてきた。

「書こう書こう!」「毎日できるだけ書こう!」と思いながら過ごしているから、
極端な話だけど、
「これも書いたらいいんじゃないか」「あれも書いたらいいんじゃないか」と思って物事を見ていて、
自分が本当にどう感じたかが見えなくなっていた。

センサーを整備しよう。
「しばらく書かない」そう決めた。

決めてしまうと、
すぐにむくむくと書きたくなってきた。
その宣言だけで十分なセンサー整備効果があったようだ。

書かないといけないことなんか何もないんだった、
でもわざわざ書いているんだ。
と思うとセンサー壊してまで必死で書いていたのが笑えてきた。