イヤイヤ期克服?成長の力はあなどれないのではないか。

2020年5月5日火曜日

子どもとの生活

イヤイヤ期到来か、と言った矢先に爆発するようなイヤイヤは克服しつつある。とりあえずイヤイヤ期第一期克服か?

これがイヤイヤ期かと思ったのが先週の金曜日つまり4日前。
金曜日から日曜日まで、新のパワーは爆発し、普段は午前中に昼寝をすることはなかったのに10時過ぎには寝てしまうほどの凄まじさだった。これが新が自分で力を制御できず持て余していたせいだったのか、わたしが新の変化に対応できないための衝突が起きて消耗せざるを得ない状態になっていたのか判然とはつかないけれど、とにかく今日は本当に落ち着いてた。

2-3日一緒に過ごして考えたが、新(1歳8ヶ月)は4日前からものすごく言葉の理解度があがっている。自分の意志にもとても意識的になった。返事もできる、だから、「イヤイヤ」が言える。もちろん「うんうん(うなづくジェスチャー)」も言ってくれる。そして、固執できる、興味が持続できると言ってもいい。だから中途半端に興味を反らすという以前の手法は使えない。結局、今まで以上にしっかり新と話をするということで問題はなくなっていった。あと、どうしても新が興味を持ってしまうけれど、触らせたくないもの(例えば卵)は、簡単に見つからないところに収納しなおした。

イヤイヤなことは問題がない限り無理にやらない。ほんとはズボンも履いて欲しいけれど、寒くないからまあパンツだけで仕方ないやという感じで考えることにした。基本パンツ好みの新だけど、不思議なことに散歩に行くとなると、出発前には自ら履いてくれたりする。今まで通りやろうとすることをやめるだけで、様々な面で問題はおきにくくなった。

うまくやっていく方法がわかってくると、大変なイヤイヤ期では全然なくて、成長の証をまざまざと見せつけられる嬉しい時間になってきた。

今日は保育園は休み。隆は急ぎの仕事があって、基本はわたしがみることにした。
夕方の仕事、ご飯づくり、洗濯物の取り入れ、ネコの世話は新を見ながらでは今まではほとんど不能だった。抱っこが必要になることも多いし、何か危険なことを始めることも多く目が離しにくい。これまでなら、仕事をはやめに切り上げて一緒に夕方の仕事をやることになっていたが、今日は新と二人でやることができた。

まず「洗濯物の取り入れ、ネコの世話」をしに2階へ行こうというと「イヤイヤ」言われた。さすがに長時間新を一人で1階に置いておくのは心配。じゃあ、1階でご飯の準備をすることに変えるとなんとなく周りで一人で遊んでいる。そのうちスプーンを手にさわぎ始めたので、
「お腹減ったか?」
と聞くと
「うんうん(頷く)」。

ご飯はまだなので卵をスクランブルエッグにして食べてもらう。
更にご飯の支度を進め、再度2階に一緒に来て欲しいというと、一緒に来てくれ、無事に「洗濯物の取り入れ、ネコの世話」を終了。
1階にて洗濯物をたたんで、ほとんど夕飯の準備が終わったところで別館にいた隆を一緒に呼びに行く。

こんなに問題がなく新と夕方の仕事ができたことはなかった。
イヤイヤ期と呼ばれている成長の力はあなどれないのではないか。
嬉しい一日だった。

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2019年6月1日発行雑誌「言語6」に寄稿文が掲載されました。