提出のレジュメはリンク先にて公開してます。
今回は『第Ⅳ章 表現転移論 第Ⅱ部 近代表出史論(Ⅱ)』。
非常に面白かった。前回に引き続き、実際の文学の自己表出の移りゆきを見ていく。今回は明治後期から大正に入ってきた。メインは夏目漱石だ。
薄々、そう思ってはきたけれどこのゼミをやって本当によかったと、この会が終わって強く思った。
前回とは全く違うレベルでこの本を理解している。
夏目漱石の「明暗」を読んでも以前はただただおもしろかった。今は、その本でなにがなされたのか立体的に考えることができる。それは、もちろん吉本の言葉を手がかりにやっているのだけど、ここまできたことで応用が効くくらいのものになってきたのではないかと思う。
高揚感がある。この高揚感は説明しにくい。
この本を読めばこういう人になれる、こういうことがわかると予想したところにいるわけではない。過去の自分の予想の範疇には入らなかったところに自分がいるという感じがある。わかったきたことの面白さにびっくりしている。
レジュメは毎回、長文になってしまっているし、上手く書けない。
上手くは書きたいが、書く内容自体にまず挑戦していきたいと思う。
今回ゼミのzoomの録画を試みた。
音声と動画をと思ったが、設定を間違え音声のみになってしまった。
失敗してしまった。
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■ 大谷美緒の催し&お知らせ ■
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◯開催中(単発参加可能):吉本隆明『言語にとって美とはなにか』ゼミ第3シリーズ 全13回
◯第1回まるネコ堂芸術祭準備中
◯革と帆布のキャラペイスー大谷隆と共同運営
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